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結婚できないおじさんに共通する「相手が変わるべき」という負の態度=午堂登紀雄

出会いの場は一対一で

引っ込み思案ゆえに出会いそのものを避ける傾向がありますが、婚活だけはそうはいきません。ここはがんばって外に出ていく必要があります。

とはいえ、出会いがないという人も多いでしょう。そこでおススメなのは、友人の紹介、婚活アプリ、結婚相談所の順です。

まず友人の紹介であれば、経歴がいかがわしいとか、実は既婚者とか、性格に問題があるような人に当たる確率は非常に低いうえ、ある程度あなたの性格や好みを知った上で紹介してくれますから、もっとも確度の高い方法です。

しかし内向型人間の友人も同じく内向的で異性の知り合いがいないとか、そもそもそういう友達すらいないという人が多いかもしれません。

そこで次は婚活アプリです。大手企業のサービスなら最近は本人確認が厳しくなっており、既婚者が紛れ込まないようチェック体制も強化されています。ヘタな合コンより身元が確かな場合が多いですし、料金も手ごろなので気軽に婚活活動ができます。

アプリでの婚活は練習と割り切り、あまり気合いを入れすぎずにゲームのように気軽に誘うことです。

そういう姿勢であればたとえスルーされても、断られても、1回会っただけで終わっても、それほど傷つかずに済みます。

ただ問題は、仮にお互いに好意を持ち本格的に付き合えそうになったとしても、良い物件(つまりハイスぺック異性)に限ってなかなか退会してくれないことです。

なぜなら良い物件はお誘いが多いゆえに、もっといい人がいるのではないかと退会に踏み切れない人が少なくないからです。

なのでお互い様と割り切って、早々に一人に決めてしまうよりも、同時並行で物色を続け、ストックを増やしておいたほうが無難です。

特に自己肯定感が低い人ほどすぐに絞り込んで「この人しかいない」状態を作りたがりますが、遊ばれるだけで終わってしまいがちなので要注意です。

一方、年齢的にそんなにモタモタしている余裕はない、仕事が忙しくてやりとりが面倒など、労力をかけずに短期間に結婚したいという人は結婚相談所です。

自分に合いそうな人を選んでくれるし、最初のお見合いをセッティングしてくれるし、相談に乗ってくれるし、断るときも直接ではなく相談員経由で伝えてもらえるので、料金はそれなりにしますが非常に合理的なサービスです。

女性の登録者の場合、見た目も性格も特に問題なく普通に結婚できそうなのに、なんで相談所に登録しているのか不思議なほどちゃんとしている人が多いそうです。

高齢男性ばかりの職場とか、周囲は既婚者ばかりとか、適齢期の独身男性がおらず本当に出会いがないからだそうです。

そのためハイスペック男子は引く手あまたでどんどん結婚してしまいますから、残っているのはいろいろクセのある男性のようです。

ただ、意外に高年収の男性が登録していることもあるそうですが、自分で出会いの場を作れないほどコミュニケーションに難ありなわけですから、やはり変わっているようです。

しかしその点は目をつぶり、そこそこ稼いでいて穏やかな性格であればいいと考えている女性には良いかもしれません。

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