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なぜ韓国は反日を続けるのか? 経済悪化に耐えきれず、ついに国民から「反日批判」噴出=勝又壽良

米国がはっきりと韓国批判

米国は、この措置にはっきりと批判の姿勢を見せている。日米韓3ヶ国にとって象徴的な安保インフラであるGSOMIAが、韓国にオモチャにされたことへの不快感と、北東アジアの安全保障に脆弱性をもたらす危惧である。

米国務次官補デビッド・スティルウェル(東アジア・太平洋担当)氏は急遽、11月5~7日に訪韓して韓国政府へ最後通牒を発することになった。

ホワイトハウスだけでなく、議会の与野党までGSOMIA延長が必要という立場である。こうなると、韓国政府は日本が「ホワイト国除外」したから対抗手段でGSOMIAを廃棄したという「内向き論理」は通じない。

追い込まれる韓国・文在寅大統領

文大統領は辛い立場に置かれる。GSOMIA破棄は、世論受けするという確証を握って決めた問題が、米国の強い反対で撤回する羽目となれば、「チェ・グク法相」辞任に次ぐ失態になる。

韓国が、しきりと早期の日韓首脳会談開催を呼びかけてきた裏には、首脳会談を理由にGSOMIA廃棄を撤回する意向であったのだろう。

安倍首相は、首脳会談が韓国に利用されることを察知した。日本が、GSOMIA破棄の撤回を要請したという「濡れ衣」を回避すべく、11月中の日韓首脳会談を拒否した。

ちなみに、GSOMIA失効日は、11月23日午前零時である。日本の基本姿勢は、韓国が感情的にいきり立って決めた問題に関与しないというシグナルだ。韓国は、大人になれというサインでもある。

韓国が仕掛けた「GSOMIA破棄」は、自業自得で自らの責任で収束せざるをえない事情に追い込まれている。旭日旗問題も空回りである。旭日旗を、「戦犯旗」とまで侮辱しながら怖がっているのだ。韓国は、日章旗をヤリ玉に揚げたいところを我慢して、旭日旗にその代替役をさせているとしか思えない。日章旗こそ、戦場の最前線に掲げられていた旗であるからだ。

日本では、日教組組合員が公式行事における国旗掲揚の際、起立せず罰せられる人も出ている。国旗や戦旗には、どこの国でも固有の負の歴史が刻まれている。すべて、その国の負うべき責任だ。日章旗も旭日旗も負の歴史が宿っている。それを承知で、二度と誤りを繰り返さない気持ちで接するものだろう。

韓国が、日章旗は良いが旭日旗は駄目という線引きをしている。他国への干渉であり、不自然な主張だ。日本を揺さぶる目的以外、考えられない越権行為である。 

原発過剰報道で狙う利益

福島原発の放射能汚染問題も、日本を揺さぶるのが目的である。

韓国の原発も発電に使われた水は海洋に放水されている。福島原発も科学的に危険要素を除外しており、海洋に放水しても問題ないレベルとなっている。

それでも、放水しないのは地元漁民が「風評被害」を恐れているからだ。例えば、韓国が率先して世界中へ風評被害をばらまいている。動機は、悪意以外には考えられない。少しでも、日本の評価に傷を与えたいという妄念の結果である。

韓国の反原発は、狂信的と言って差し支えない。韓国原子力学会が、福島原発の放射能汚染について正しいデータを発表して、韓国市民団体の主張は風評被害の類いと断定した。これに対し、市民団体は学会会場へ乗り込み抗議し、撤回させるという暴力的な挙に出た。

韓国市民団体が、ここまで反原発にのめり込んでいる裏には「利権」が絡んでいる。地方自自体が、太陽光発電で多額の補助金を支給しているからだ。

韓国では、地勢的に太陽光発電に向かない立地である。平地が少なく山を削ってパネルを敷くことで、山崩れなどが起こっている。文政権は、環境破壊をしてまで太陽光発電を進め、多額の補助金が文政権支持の市民団体へ入るようにしている

こういう利害関係がわかれば、福島原発の汚染被害情報を世界中に拡散させ、韓国の原発復活を妨害する意図は明白である。自らの利益確保目的で、手の込んだやり方で、福島原発事故を過大に取り上げさせているのだ。

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