与野党ともに競争環境がなくなった一人勝ちの大弊害
安倍氏が2012年末に首相に返り咲いてからというもの、自民党内にも競争相手がおらず、政権をとって代わるような野党も存在しない完全な競争環境の欠如から、もはややりたい放題の行動を行ってきたことがかなり顕在化しています。
今回の「桜を見る会」の一件は、そもそも泡沫芸人が大量にチケットを購入して参加するなどおかしな雰囲気は桜が咲いたあたりからプンプンと怪しい臭いを放ってきた案件です。
ここに来てその詳細がつまびらかになってきたことに加え、多くの参加者がこともあろうにそこら中のネットのSNSやらブログやらにエビデンスとなる内容を書き込みまくっている点も、安倍氏の逃げ場を失わせる事態になってきています。
巷の市場では年内解散をまだ捨てきれずに、株も為替も官邸から買い支えるように命令が出ているという噂がしきりに飛び交っています。
しかし、どうやらこの調子では買い支える意味もほとんどなさそうで、意味不明の株のじり高買い上がりが終焉するのも時間の問題になってきている気がします。
奢れるものも久しからずといいますが、とんだ蟻の一穴から本当に天下の破れが示現することになるのかもしれません。
刑事訴追を免れても、これで辞任ということになれば、株価は大幅下落ということで足元の高値はいい売り場探しの場になるのかもしれません。
<初月無料購読ですぐ読める! 11月配信済みバッグナンバー>
※2019年11月中に初月無料の定期購読手続きを完了すると、以下の号がすぐに届きます。
- 安倍さん桜を見る会公選法違反で大ピンチ〜改憲目前で花と散る?国内の司法当局の厳正対処を切望する(11/11)
- 日本はもはや先進富裕国ではない〜裸の王様安倍首相はカネのばら撒きを即刻中止せよ(11/9)
- IMFも認めた社債リスク〜次の暴落はこのあたり起因の可能性大(11/8)
- 札幌へ移転本決まりのマラソンや競歩〜東京五輪の経済効果本当はいくらなの?(11/7)
- ソフトバンクグループがトランプ政権に追い詰められている可能性について(11/6)
- 日経平均の無理くり上昇劇は衆議院早期解散が理由か(11/5)
- 楽観相場再開で不気味に積みあがる投機筋のVIX〜2018年2月の再来に注意(11/4)
- 一度やったらやめられない覚せい剤のような中銀緩和政策(11/1)
※本記事は有料メルマガ『今市太郎の戦略的FX投資』2019年11月11日号の抜粋です。興味を持たれた方は、ぜひこの機会にバッグナンバー含め初月分無料のお試し購読をどうぞ。
『今市太郎の戦略的FX投資』(2019年11月11日号)より抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
初月無料お試し購読OK!有料メルマガ好評配信中
今市太郎の戦略的FX投資
[月額880円(税込) 毎週月・火・水・木・金曜日]
個人投資家がもっと得難いファンダメンタルズを徹底的に集めテクニカルで売買チャンスを探るFX投資家のためのメールマガジンです。土日を覗く平日毎日の配信となりますので、確実に日々の売買に役立てることが可能です。