音響機器ではトップを駆けて来たBose社が、北米・欧州・日本・豪州の全店舗を閉鎖すると発表。全店舗のおよそ半数にあたる大量閉店となります。(『いつも感謝している高年の独り言(有料版)』)
※本記事は、『いつも感謝している高年の独り言(有料版)』2020年1月29日号の抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。
119店舗を完全閉鎖。実店舗のおよそ半分「その使命を終えた」
実店舗の半数「閉店」へ
音響機器ではトップを駆けて来たBose社が、実店舗のおよそ半分を「その使命を終えた」として閉店するとの報道が出ました。海外報道を翻訳しながら解説します。
誰もが知っている音響機器メーカーのBOSE社が、北米・欧州・日本・豪州の全店舗を閉鎖すると発表した。
閉店の理由として電子通販の販売が拡大したことを挙げており、解雇人数は数百人規模になる見込み。
同社は米国各地のショッピング・センターに実店舗を配置し、1993年以来、多くの新製品の展示場として販売に寄与してきた。
しかし、ショッピング・センターの大量店舗閉鎖や、電子通販の売上拡大で、大きな市場変化が起きている。
同社は非公開企業のため、解雇される従業員数などの詳細は不明。
同社の海外事業部の副部長は「実店舗で我が社の音響機器の性能を試して貰い、顧客の要望を聞き出して、新製品を開発してきた」と語っている。
しかし、今後は数カ月以内に、北米地域・EU圏・日本・豪州の119店舗を閉鎖するとのことだ。
ほかの地域、中国とアラブ首長国連邦にある約130店舗、またインド・インドネシア・韓国などの店舗は閉鎖しないとしている。
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・BOSE:北米、EU、日本、豪州全店舗を閉店/米国雇用状況の実態(1/29)
・コロナ・ウィルス蔓延シュミレーション(1/28)
・案の定、追加解雇/大量閉店:今年も続く(1/28)
・ロシア新車販売/2020年1月21日の値動き(1/27)
・米国:首切り続く鉄道会社/ボーイング社: 最重要下請けの大規模解雇(1/24)
・大量解雇は今後も続く/トラッククラス8(1/23)
・生産販売実績 2019年12月/保有していると勘違いしてはなりませぬ(1/21)
・現金が消えている/インド:いま必要だから買い増しするのだ(1/21)
・豪州、ドイツ新車販売:2019年12月/(1/20)
・中国、インドの新車販売2019年12月/(1/18)
・インド:国民からのゴールド・リースで金価格を下げる/(1/17)
・米国、メキシコ、カナダの新車販売実績:2019年12月(1/16)
・新車販売:日本2016年から2019年通年実績/ボーイング社737MAX型機:別の問題が(1/15)
・皆揃って、騙そう:住宅債券価格の値決めで/JPM貴金属価格違法操作:シンガポールでも(1/14)
・イスラム諸国群:脱米ドル金融体制が望み/ロシア増産に必死(1/13)
・供給不足で御免なさい:2019年12月実績/金価格とドル円逆相関から正の相関関係へ(1/11)
・米国住宅金融公庫:FreddieMacの大量人員整理/貸し出すのが怖い?(1/10)
・シアーズ:従業員は騙され、消えゆく末路/Navistar:大量解雇(1/9)
・ロシア:米ドルを崩すのに必死/国富ファンドの変化(1/8)
・ボーイング737MAX:飛行再開日程の再延期/ボーイング社自体の墜落?/こんなに株式バブルが膨張すると、半値は覚悟(1/7)
・昨年の第3四半期から:金価格/長短金利逆転の発生と消滅/連銀質入れ規模と、その効果(1/6)
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※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による