韓国の株安・ウォン安は止まらない
今後の展望だが、外国人は韓国の企業が新型コロナウイルスによって軒並み下方修正する(特にサムスン電子の半導体需要が落ち込む)と睨んでおり、株安・ウォン安の流れは変えられないだろう。
そもそも、世界173カ国・地域から入国制限措置を食らっている韓国は、いったいどこに物を売るのか。
欧州や米国は、もはやゾンビ映画に出てくる街みたいな惨状だ。テレビ・スマホ・自動車も売れない。韓国企業は売上半減どころか、倒産危機である。
「為替スワップ600億ドルを締結」も確かにインパクトはあったが、実際、600億ドルの餌をヘッジファンドに知らせただけである。
しかも、外貨準備高のドルはほとんどないと知れ渡ったことで、韓国経済はこの先、苦しい展開を迎えるだろう。
だが、世界中も新型コロナウイルスと原油安で、いちいち韓国を構っているような状況ではなくなってきている。韓国が経済破綻したところで、見向きもされないんじゃないだろうか。
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- 407回「新型コロナウイルスがもたらす韓国経済の破綻」(3/15)
- 406回「韓国は新型コロナウイルスの感染者を7313人にしたあげく、日本を含めて103カ国・地域から入国制限を食らう」(3/8)
- 405回「韓国で新型コロナウイルスが急増中!しかも、ウォンは1200超えて下落中」(3/1)
※本記事は、『2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)』2020年3月22日号の抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。
『2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)』(2020年3月22日号)より一部抜粋・再構成
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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数年ごとに起きるデフォルト危機。世界経済が後退すれば、投資家が真っ先に資金を引き揚げていく新興国市場。輸出依存が96%という恐ろしい経済構造。ヘッジファンドに玩具にされる韓国市場。中国の属国化へと突き進む2014年。並行してスタグフに悩まされる現実。そして、1100兆ウォンを超え、雪だるま式に膨らむ家計債務の恐るべき実態。経済の問題点とは何なのか?なぜ、また、第四次経済危機が迫っているといえるのか。それは読めばわかる!投資、ビジネス、教養、雑談ネタにも最適な、最も韓国経済の実情を知ることが出来るメルマガ。