自治区チャズの精神的リーダーは誰か
この自治区チャズがシアトルに出現した際、多くの報道は、ラズ・シモーネ(RazSimone)というシアトル在住の黒人男性ラッパーが、主導者の一人と報じていました。
確かに、このラズ・シモーネという人はメディアの表に出てきており、自動小銃で武装した姿を見せるなど「印象に残る」姿を出しています。
しかし、いろいろと調べていくと、「もっと後ろのほうに何かある気配がある」ように映るのです。そして、そこにいる中心人物のひとりかもしれない人は、「アナーキストの十代の白人女性(あるいはトランスジェンダー)」なのです。
アメリカのSNSの投稿には、真偽はわかりようがないものの、以下のような投稿がありました。翻訳して紹介します。
投稿「内戦」より
Twitterアカウントの「ローラクーク(lauracouc)」が、自治区チャズの参加者たちの間で、ややリーダー的な存在となっている。
彼女は、トランスジェンダー活動家で、自らを「同性愛者アナーキスト」と呼び、「白人中心主義の解消」、「資本主義の消滅」、「現代文明の破棄」を求めている。
彼女たちは、自治区において寄付を集め、物資を調達しており、自治区都市が建設され現在暴徒たちが住むカール・アンダーソン公園に銃を持ち込むことを提唱している。
出典:Infighting: Antifa Leader Admits Sexual Assault, Plans To Kill Themself | TigerDroppings.com
以下は、そのローラクークというアカウントのSNSからで、丸い中の写真の人がその人のようです。
このローラクークというアカウントは、ツイッターにもフェイスブックにもありますが、「承認した人にしか表示されない」設定ですので、見ることはできません。ここにある表記が真実ならば、2001年7月10日生まれということで、「19歳の女性」ということになります。見た感じには、白人に見えますけれど、それもはっきりとはわかりません。
これらを見ていて、「19歳のアナーキストかよ…」と、ややクラクラとするものを感じましたけれど、このローラクークというような人を含めて、「表面に出てこない人たちがたくさんいる」ことが伺えます。
何が起きているのかは、私たちにはわかりようもないですし、この自治区チャズが、いつ当局により「奪還」されるのかもわからないですけれど、トランプ大統領が(表面上)激怒プンプン状態ですので、何か衝突も発生するのかもしれません。