内閣支持率の低下は「国民の不満爆発」の兆候
補正予算で用意した10兆円の予備費も、使い方いかんです。
PCR検査と医療職員、保健所代替サービス職員を急募し、大学等の研究機関に抗ウイルス薬の開発補助金を出し、全国知事連絡会にロックダウンも含めた対応を委任し、これらに要する資金を即刻10兆円予備費から出し、3週間の期間を限定して国民に我慢の巣ごもりを要請するのも一案です。協力金をすぐに支給できる体制が必要です。
10兆円の予備費は「いざという時の保険」に取っておくほど、現在の日本は余裕がありません。むしろ短期集中的に、最も効率的な方法で活用し、3週間で感染者ゼロを実現するしかありません。足りなければ3次補正をすればよいのです。
そうでないと、一般飲食店、観光ホテルばかりか、JALもANAもJRも破綻してしまいます。
そして国民のストレスも爆発しかねません。内閣支持率の低下はその不満の兆候ともいえます。
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- コロナフリーを獲得したニュージーランド(8/5)
- 先鋭化するトランプの対中戦略(8/3)
※本記事は有料メルマガ『マンさんの経済あらかると』2020年8月12日の抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。
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『マンさんの経済あらかると』(2020年8月12日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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金融・為替市場で40年近いエコノミスト経歴を持つ著者が、日々経済問題と取り組んでいる方々のために、ホットな話題を「あらかると」の形でとりあげます。新聞やTVが取り上げない裏話にもご期待ください。