ナスダック 調整の始まりか
先週のレポートでは、B点に注目した。B点が位置する時間帯を通過することで、流れが変わるのか否かがポイントになったからだ。実際には、B点が位置する時間を通過した直後より大きく下落し、取引時間中には現ペンタゴンの底辺にあたるBFラインに到達した。
次の注目日は9月14日前後である。
今週のポイントは、遂に調整が始まったのかということである。
<あくまでも個人的見解>
BEラインに注目したい。右肩上がりの下値支持線BEラインを割り込むといよいよ調整が本格化すると考えられるからだ。逆に、BEラインを割り込まなければ、調整に入ることなく踏み止まる可能性がある。
<トレンドのポイント(長期)>
上昇トレンドの上昇局面。
<あくまで参考売買ポジション(短期)>
現在は、買いポジション。
売りポジションへの変更は、1万1,200ポイントを終値で割り込むことである。
<現在のシナリオ>
堅調な展開を維持している。右肩上がりのBCラインを終値で割り込むことなく推移している。その結果、先週末のローソク足は下ヒゲの長い足になっている。そして、BCラインを割り込んでも、BEラインが控えているからだ。この場合、再び高値を更新していくことが期待される。
<第2シナリオ>
上値の重たい展開に移行する可能性が出てきた。B点が位置する時間帯にADライン水準に到達し、その水準より大きく下落した。しかも、ACラインが上値抵抗線として控えているからだ。この場合、BFラインをも割り込み、真下に新しいペンタゴンが描き足される可能性が出てこよう。
※本記事は『☆ペンタゴンチャート分析<株式編>』(2020年9月6日号)の一部抜粋です。興味を持たれた方はぜひこの機会に今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。本稿で割愛した個別銘柄の展望もすぐ読めます。
『☆ペンタゴンチャート分析<株式編>』(2020年9月6日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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