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日本経済は「負けが九分に勝ちが一分」の大ピンチ。いま瀕死の業種とは?=斎藤満

不安をビジネスチャンスに変えられるか?

今回のコロナ禍で、多くの産業、国民が行動を制約され、ストレスフルな生活を余儀なくされました。

温暖化でシベリアの永久凍土が溶けだすと、新たなウイルスの発生も懸念されるといいます。超大型台風の危機は日本中を不安に陥れています。自然災害の規模、リスクは年々大きくなり、保険ただけでは対応できません。同時に、自然災害は食の安定供給を脅かし、米ロ中の「使える核兵器」拡大路線は、新たな不安を投げかけています。

多くの不安に対する改善策、解消策は今の日本では大きな需要になります。必要は発明の母でもあります。ノーベル賞頭脳を生かした抗ウイルス薬の開発など、医療分野での新機軸も大きなビジネスチャンスになります。また、美味しくて免疫力の強化につながる食材の開発など、現代農業は成長産業になりうる1つです。

核兵器の不安に対抗するには核をもって抑止力とする考えを覆す必要があります。電磁波を活用した装置が、核兵器のスイッチを破壊できれば、核兵器保有と同じ抑止力になります。さらに核を持つこと自体が新たなリスクとなるような誘導装置の開発も考えられます。

個別知識、技術を集め、組み合わせるコーディネーターの役割が重要で、そういう分野で官庁というシンクタンクが動く余地があり、「忖度官僚」の汚名返上のチャンスにもなります。

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2020年9月配信分
  • 法人企業統計にみるコロナの明暗(9/7)
  • 中国習近平政権に異変か(9/4)
  • 「アベノミクス」は何だったのか(9/2)

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2020年8月配信分
  • トランプ再選にコロナ、中国戦略(8/31)
  • コロナで不動産業界に激震(8/28)
  • コロナが教えてくれたもの(8/26)
  • 今こそ消費主導経済の重要性(8/24)
  • コロナで収縮する貿易に備える(8/21)
  • ドル安は長期化の可能性(8/19)
  • アフター・コロナよりもポスト・アベノミクス(8/17)
  • 中国がV字回復できないわけ(8/14)
  • 経済崩壊を回避する10兆円予備費の活用(8/12)
  • 米大統領選、バイデン候補の勝ち目は(8/7)
  • コロナフリーを獲得したニュージーランド(8/5)
  • 先鋭化するトランプの対中戦略(8/3)

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2020年7月配信分
  • 失った時間は永久に取り戻せない(7/31)
  • ワクチン開発の政治化リスク(7/29)
  • フラット化の中でドル高が修正(7/27)
  • 「骨太」の内需拡大策は付け焼刃(7/22)
  • 米国のW字型回復を懸念するFRB(7/20)
  • 劣勢のトランプ大統領に「ウルトラC」はあるか(7/17)
  • ウィズコロナで注目される健康ビジネス(7/15)
  • コロナ対策で使った11兆ドルの後始末(7/13)
  • 回復の力をそぐ2メートルの壁(7/10)
  • 試される人間の知恵(7/8)
  • 計算違いした香港中国化の代償(7/6)
  • 政治リスクが高まる日米株式市場(7/3)
  • 規制と自由、コロナ共生下の経済成果は(7/1)

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2020年6月配信分
  • 世界貿易にもコロナ・ショック(6/29)
  • 転倒した憲法改正解散(6/26)
  • 市場の期待と当局の不安がぶつかる米国経済(6/24)
  • 狂った朝鮮半島統一シナリオ(6/22)
  • 見えてきたコロナ危機の深刻度(6/19)
  • 崖っぷちの習近平政権(6/17)
  • FRBが作ったドル安株高の流れに待った(6/15)
  • 長期金利上昇を意識し始めた主要中銀(6/12)
  • コロナで狂った中国の覇権拡大(6/10)
  • トランプ「拡大G7」の狙いは(6/8)
  • 準備不足の経済再開で大きな代償も(6/5)
  • コロナより政権に負担となった黒人差別(6/3)
  • 自動車依存経済に警鐘を鳴らしたコロナ(6/1)

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2020年5月配信分
  • 非効率のビジネスモデル(5/29)
  • 再燃した香港での米中戦争リスク(5/27)
  • 日本は反グローバル化への対応に遅れ(5/25)
  • 日銀の量的質的緩和は行き詰まった(5/22)
  • トランプ再選に暗雲(5/20)
  • トランプ大統領、ドル高容認発言の真意は(5/18)
  • 堤防は弱いところから決壊する(5/15)
  • コロナの変革エネルギーは甚大(5/13)
  • 株の2番底リスクは米中緊張からか(5/11)
  • 「緊急事態宣言」延長で経済、市場は?(5/8)
  • 敵を知り己を知らば百戦危うからず(5/1)

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2020年4月配信分
  • コロナ対応にも米国の指示(4/27)
  • 原油価格急落が示唆する経済危機のマグニチュード(4/24)
  • ソーシャルディスタンシングがカギ(4/22)
  • ステージ3に入る株式市場(4/20)
  • 「収益」「効率」から「安心」「信頼」へ(4/17)
  • コロナショックは時間との闘い(4/15)
  • 株価の指標性が変わった(4/13)
  • 108兆円経済対策に過大な期待は禁物(4/10)
  • コロナ恐慌からのV字回復が期待しにくい3つの理由(4/8)
  • コロナを巡る米中の思惑と現実は(4/6)
  • 働き方改革が裏目に?(4/3)
  • 緊急経済対策は、危機版と平時版を分ける必要(4/1)

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2020年3月配信分
  • コロナ大恐慌(3/30)
  • 大失業、倒産への備えが急務(3/27)
  • 新型コロナウイルスと世界大戦(3/25)
  • 市場が無視する大盤振る舞い政策(3/23)
  • 金融政策行き詰まりの危険な帰結(3/18)
  • 政府の面子優先で景気後退確定的(3/13)
  • 市場に手足を縛られたFRB(3/11)
  • コロナの影響、カギを握る米国が動き始めた(3/9)
  • トランプ再選の真の敵はコロナウイルスか(3/6)
  • 2月以降の指標パニックに備える(3/4)
  • 判断を誤った新型コロナウイルス対策(3/2)

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2020年2月配信分
  • 世界貿易は異例の2年連続マイナス懸念(2/28)
  • 政府対応の失敗で「安全通貨」の地位を失った円(2/26)
  • 信用を失った政府の「月例経済報告」(2/21)
  • 上昇続く金価格が示唆する世界の不安(2/19)
  • IMFに指導を受けた日銀(2/17)
  • 中国のGDP1ポイント下落のインパクト(2/14)
  • 習近平主席の危険な賭け(2/12)
  • 政府の「働き方改革」に落とし穴(2/10)
  • コロナウイルスは時限爆弾(2/7)
  • 鵜呑みにできない政府統計(2/5)
  • FRBにレポオペ解除不能危機(2/3)

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image by:Fiers / Shutterstock.com
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マンさんの経済あらかると』(2020年9月7日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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金融・為替市場で40年近いエコノミスト経歴を持つ著者が、日々経済問題と取り組んでいる方々のために、ホットな話題を「あらかると」の形でとりあげます。新聞やTVが取り上げない裏話にもご期待ください。

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