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なぜトヨタは電気自動車を作らない?2030年ガソリン車販売禁止に焦らぬ訳=栫井駿介

トヨタ株にチャンスが潜んでいる?

トヨタの株価というと、この5年程度ずっと停滞を続けてきました。

これは自動車の電動化ということで負けてしまうのではないかという懸念があったからこそなんですけれども、一方では、ここまで説明したようなトヨタにおける盤石な基盤というのもあります。

トヨタ自動車<7203> 週足(SBI証券提供)

トヨタ自動車<7203> 週足(SBI証券提供)

それに対して過去5年程度の利益に対するPERというのは、今10倍程度ということが見えます。

盤石の基盤を有していてPER10倍程度ということは、決して割高ではなくてむしろ場合によっては、買いのチャンスも潜んでいるのではないかという風に考えます。

技術ということを考えると日本メーカーもまだまだ捨てたもんじゃないという風に思っています。

これからのトヨタの動き、あるいは自動車業界の動きということにますます目が離せない状況となっています。

(※編注:今回の記事は動画でも解説されています。ご興味をお持ちの方は、ぜひチャンネル登録してほかの解説動画もご視聴ください。)

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image by:JuliusKielaitis / Shutterstock.com
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バリュー株投資家の見方|つばめ投資顧問』(2020年12月14日号)より
※記事タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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【毎日少し賢くなる投資情報】長期投資の王道であるバリュー株投資家の視点から、ニュースの解説や銘柄分析、投資情報を発信します。<筆者紹介>栫井駿介(かこいしゅんすけ)。東京大学経済学部卒業、海外MBA修了。大手証券会社に勤務した後、つばめ投資顧問を設立。

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