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東証グロース市場250指数先物見通し:軟調な値動きか

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本日の東証グロース市場250指数先物は、軟調な値動きとなりそうだ。前日17日のダウ平均は228.29ドル安の47885.97ドル、ナスダックは418.14pt安の22693.32ptで取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事のハト派発言で利下げ期待に買われ、寄り付き後、上昇。その後、オラクル(ORCL)の下落が重荷になり、相場は大きく下落に転じた。終日軟調に推移。終盤にかけて、明日発表の消費者物価指数(CPI)への警戒感に加え、ハイテク中心に売りが一段と加速し下げ幅を拡大し、終了した。下落した米株市場同様、本日の東証グロース市場250指数先物は、軟調な値動きとなりそうだ。米国の株安と長期金利上昇で、売り優勢のスタートが予想される。オシレーター系指標は「売られ過ぎ」を示唆しているものの、5日移動平均線近辺での売り圧力は強く、ダウントレンド終了の兆しは見えてこない。一方、SOX指数の大幅安は、半導体関連の多いプライム市場へのマイナス要素が強いと思われ、内需の多いグロース市場には、一定のローテーション的な資金流入の可能性もありそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比3pt安の635ptで終えている。上値のメドは640pt、下値のメドは625ptとする。

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