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キン肉マン次回配信は通報祭りに?ネタバレ法的処置宣言でファンの動向は

80年代に週刊少年ジャンプで連載され、当時の少年を大いに熱狂させた「キン肉マン」。現在は週プレNEWSでのWeb連載にくわえ、週刊プレイボーイでの同時連載も今年8月から始まるなど、以前と変わらぬ人気を誇っているが、その周辺で“作品内容のネタバレ”にまつわる騒動が勃発し、ファンをヤキモキさせている。

各社の報道によると、Webでの連載の開始されて以降、Twitter上にスクリーンショットのよるネタバレ画像がアップされる行為が後を絶たなかった同作品。このような状況に対して、作者である嶋田隆司氏が自身のTwitterで度々苦言を呈していた。

それに呼応するように今月10日には、週プレNEWSがSNSやブログ等、ネット上における『キン肉マン』画像利用についてのお願いという記事をアップ。そのなかで編集部の声明として、漫画のスクショのアップとともに、文章によるネタバレ投稿に関しても、発信者情報開示請求・刑事告訴・損害賠償請求といった法的手段を講じることを表明したのだ。

これに対して、週1回の更新日にはSNS上で大いに盛り上がっていたファンたちは、「ネタバレ行為=悪」という共通認識は持ったうえで、様々な反応を見せた。特に取沙汰されたのは、「文章によるネタバレの基準はどこ?」という点。作者・出版社サイドとしては「感想はOK」ということだが、それでも拭えないネタバレ基準の曖昧さに、一様に戸惑いの声があがった。

当然、作品のネタバレ行為は許されるものではなく、以前にもいわゆるネタバレサイトの運営者が摘発された事例もある。とはいえ、今回の作者・出版社サイドの宣言は「さすがに悪手だったのでは」という意見も多く見られた。

「もうツイートはしない」の声も

Web連載の「キン肉マン」は毎週月曜日に新作が更新され、最近ではその度にSNS上が大盛り上がり状態に。先月31日に更新された際には、作中の超人である「レオパルドン」というワードが、Twitterトレンドの1位となったほどだ。

それだけに大いに気になるのが、今回の「ネタバレ法的手段表明」を受けた後のSNS上の盛り上がりはどうなるのかという点だが、ファンたちの反応を見ると「もうツイートはしない」という声が一定数あるようだ。

さらに、ネタバレと疑われるようなツイートが投稿され次第、通報されてしまうという、いわゆる“通報祭り”が起こるのではという予想も。

確かに、昨今のマスク警察や自粛警察といった類が幅を利かせる世情を考えると、それも考えられなくもない。先に挙げた「もうツイートはしない」という人たちも、訴訟のリスクを心配する向きもあるいっぽうで、こういった“ネタバレ自警団”に絡まれるのが鬱陶しいというのが大きい、という人もいるようだ。

さらに、なんとか今まで通りSNS上で盛り上がれるように「登場人物などを隠語にして語り合う」、あるいは「嘘のネタバレを投稿」といった案も。ちょっと楽しそうではあるが、もしこれらが現実のものとなれば、SNS上のキン肉マン界隈は今まで以上にカオスな状況となってしまいそうである。

このように、にわかに注目が集まる格好となっている「キン肉マン」の次回配信。とはいえ、ファンはもちろんのこと作者・出版社サイドも、作品外の騒動で盛り上がることは望んでいないのは言うまでもなく、今後ネタバレ問題を想定した「新しいSNS上での盛り上がり方」が早急に確立されるよう祈るばかりである。

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