株式会社アスア<246A>:2026年6月期中間期決算説明文字起こし(4)の続き
こうした状況を踏まえ、当社では「物流現場の知見とデータを融合し、持続可能で魅力ある物流を実現する」というパーパスを掲げております。
物流業界が抱える「安全活動」、「人手不足」、「業務効率化」、さらには「脱炭素」といった課題に取り組むことで、働く人々がやりがいを感じられる物流現場の実現を目指してまいります。
こうした環境変化を踏まえ、当社では大きく3つの成長戦略を掲げております。
具体的には、「既存事業の強化」「新たな事業の創出」「経営基盤の強化」の3点です。
まず、「既存事業の強化」についてです。営業体制の強化策として、今後は特に関東エリアに注力していく計画です。
全国の運送事業者数は6万2,383社ありますが、当社本社のある愛知県では導入率が10.7%である一方、関東エリアでは3.8%にとどまっております。この差を成長余地と捉え、関東での営業強化に本格的に取り組んでまいります。
2025年12月末時点の契約件数は1,594件となっており、前期比で115件の増加と、着実に拡大しております。
続いて、「新たな事業の創出」についてです。当社では、物流業界を「人」「車」「荷物」の3つの要素に分けて捉えております。
まず「人」と「車」の領域では、これまで安全活動、エコドライブ、安全メッセージといった取り組みを進めてまいりましたが、現在、物流業界ではドライバー確保が極めて大きな課題となっております。こうした課題に対応するため、関連企業とのM&Aや業務提携を視野に入れ、検討を進めてまいります。
次に、「車」と「荷物」の領域です。これまでも積載率の向上に取り組んできましたが、今後は新物流2法で求められている積載効率の向上にも、より本格的に対応していく計画です。
さらに、「人」と「荷物」の領域においては、倉庫作業の改善に取り組んでまいります。現在求められている荷待ち時間・荷役時間の削減や、倉庫作業員の確保といった課題についても重要なテーマと捉えており、これらの分野に強みを持つ企業との資本提携や業務提携を進めていく方針です。
加えて、こうした取り組みを支える基盤として、データ活用は不可欠であると考えております。そのため、ICT企業との連携についても、現在具体的な検討を進めております。
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