100年以上前に欧州などで発行された「アンティークコイン」の人気が高まっている、と日経新聞8/14朝刊27面にて報じられています。
ここ数年、「安定的な資産運用のため」「資産防衛のため」などと、アンティークコインへの投資を勧める書籍やセミナーが話題となり、特に富裕層の間でブームとなっているようです。
市場に出回っている枚数が限られた希少コインを購入し値上がりをねらうというもので、しっかり見極めて投資を行えば、例えば1年で50%、10年で400%などといったリターンを手堅く得られる、とコイン販売の各社が実績を提示しています。
また同記事によると「資産を補足されたくない人が多く購入している」とあり、投機的な側面だけではなく、こういった点や現物である安心感なども「資産防衛」の策として富裕層の心を引き付けているように思います。
ただ、セミナーなどで現金取引も出来ることを強調して資産隠しを促しているような面もあるようなので、その点は今後整備されていくことを期待します。
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