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まだ見ぬ絶対収益型AIファンド

人工知能が運用を行う「AIファンド」に人気が集まっているようです。

日経新聞8/25朝刊7面によると、人工知能が運用する投資信託に資金が流入しており、8月中旬時点の残高は4千億円超(公募投信として現在設定されているのは11本)と、半年間で2.9倍に増えたとのことです。

2017/3/3付レポートにて紹介している、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントが運用する通称「AIブレイン」が話題になって以来、着々と残高を増やしています。

 

同レポートでは、「AIファンド」と一口に言っても、単に「AI関連の株を買うファンド」と実際に「AIが投資判断をするファンド」とは全く別物である点についてふれましたが、ここでの「AIファンド」は後者にあたり、AIに決算情報やレポートなど大量の過去データを学習させ、その分析結果に基づいて一定ルールのもと運用するよう設定をしているものです。

 

各社、参考にするデータやルールが異なるためパフォーマンスもそれぞれですが、いずれのファンドも市場平均を上回ることを目標としているものになっています。

ヘッジファンドのように、いかなる相場環境でも収益を狙うAIファンドはまだありませんので、その登場を期待したいところです。

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