香港の注目IPO

エピックチャンス 発動中

IT系メディアサイトのテッククランチ(Tech crunch)によるとゲーム周辺機器の開発メーカーで有名なレイザー(Razer)が香港取引所に11月上場予定であると報道している。(引用:本文

レイザーは、米国カリフォルニア州に本拠を構えるゲーミングデバイスメーカーで独自性の高い商品を提供しており、ゲーマーの間では強い人気を誇っている。商品のラインナップとしてはゲーム用マウス、キーボード及びヘッドセット等で、機能面、耐久性にも優れ、ゲーマーから強い支持を得ている。家電量販店で実際に商品を見たが、他社と比較しても印象に残る個性的なデザインである。

以下が同社の商品の一例となる。

香港の注目IPO

(同社HP :引用

業界内では有名な企業であり、同社のIPOのニュースは複数メディアが取り上げている(参考:techinasiaSCMP)。

売却株数は1,063,600,000株で公開価格の仮条件は$0.38~$0.51と設定し、最大約米$5億5千万(約627億円)が調達金額となる。公開価格決定は11月6日、上場日は11月13日を予定している。上場による資金使途はR&D、M&A及び業界内でのマーケティング強化に投資する事を目的としているようだ。

また同社の財務状況は、2014年が約$2,030万(約23億円)の利益、2015年が$2,000万(約23億円)の損失、2016年が$5,960万(約68億円)の損失とのことだ。その一方で同社の売上は年々伸びている点にも注目したい。ゲーム周辺機器の市場に関して潜在的な成長力は高く、同社の分析では市場規模は2016年が$20億(約2,280億円)規模、2021年には$27億(約3,078億円)を見込んでいる。

香港の注目IPO

※特段記事には説明がないが緑が売上、赤が最終利益と推測。

 

同社の成長性を見込み、アジアNo1の香港大富豪として有名な李嘉誠(リ・カイシン)は自身のPEファンドRedmount Ventures fundを通じて投資している。その他の投資家としてFoxconn、インテル及びIDC-Accelも投資済であり、投資家から注目されている案件である事が判る。 

 

今回米国企業が香港市場に上場を決めた理由には、アジア圏でも特に香港を含む中華圏で同社のプレゼンス向上、また収益の寄与が期待できると判断したと考えられる。上場日には初値に注目したい。

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