東京株式市場から一時待避せよ、サラリーマンがこの異常事態に気づく前に(11/9)=橋本明男

今日の大引け。昼間の動きを見ていない人は「しっかりしてるな」と思うかもしれません。しかし1日値動きを見ていた人なら「これは危ない」と感じるはずです。(『相場コラム『わしの罫線』』橋本明男)

値幅860円の乱高下、日経平均の異常な動きは何を意味するか?

大波乱

最近の世間は危ないことばかりです。下を向いて歩いていると、上から鉄骨が落ちてくる。上ばかり向いて歩いていると、マンホールや大穴に落ちてしまう。

相場の世界はもっと危ない。今日の東京市場、過去にちょっと見た事もない大波乱の動きでした。

日経平均は45円安の22868円。TOPIXは4.49ポイント安の1813.11ポイント。出来高は概算27億5千万株で終わっております。

この大引けを見れば、昼間の動きを見ていなかったサラリーマンの人たちは、「エライしっかししているな」と思うでしょう。しかし、1日株価の動きを見ていた人は、「これはちょっと危ない。しばらく様子を見よう」と思ったのではないでしょうか。

日経平均株価 5分足(SBI証券提供)

日経平均株価 5分足(SBI証券提供)

今回の相場は先物主導で上がってきたのは皆様も御存知のはず。その先物の動きを見て、私は11月2日までに23200円という予測をしていたわけですが、何と日柄が過ぎてから23200円を取りにきました。

今日の日経平均先物は高値23430円、下値22520円、大引けは22900円です。出来高は15万7330枚。何とも異常な動きではありませんか。

日経平均先物 5分足(SBI証券提供)

日経平均先物 5分足(SBI証券提供)

米ドル/円 5分足(SBI証券提供)

米ドル/円 5分足(SBI証券提供)

上ヒゲ440円、下ヒゲ380円の陰線です。昨日、下げれば3日間で22100円くらいまで急落するということも申し上げておきましたが、23200円を示現した途端にこの動き。今日の下ヒゲ380円で底を入れたという人もいますが「NO」です。今日の安値など簡単に切ってきます。

明日の日経平均、600円安があっても良い。どうせ下げるのだから早い方が良い。私はまだ待ってます。来るであろう底値を。では、御健闘を祈ります。

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相場コラム『わしの罫線』』(2017年11月9日号)より一部抜粋、再構成
※太字はMONEY VOICE編集部による

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チャーチスト歴35年!【橋本罫線考案者】テクニカルのプロである橋本明男が毎日綴る相場コラム。日々の株式市場の動向から、短期的・中期的な相場の行方を予測。また、東証1部の銘柄を中心に、今が狙い目の個別銘柄の情報も掲載しています。

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