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国民ウンザリの緊急事態宣言で菅政権が緊急事態に。衆参補選大敗と感染拡大で逆ギレ解散も=今市太郎

奇しくも衆参3地区補選実施で菅政権の信任が問われることに

すでに多くの方がご存じのように、この25日は衆参両院の補欠選挙が3つの選挙区で実施されます。

北海道第2区は、自民党の吉川議員が辞職したことに伴うもの。また参院の広島県選挙区は、かの河合案里氏の公選法違反による当選無効によるものです。

さらに参院長野選挙区は、立憲民衆党の羽田議員の新型コロナ感染・死去に伴う補欠選挙ということで、奇しくも菅政権への信任投票的性格の極めて強い補欠選挙となります。

これで完全に自民党が敗北を喫することとなり、しかも連休明け5月11日以降も新型コロナ感染が抑制できず、完全に爆発的拡大に陥るようなことになれば、菅政権自体が緊急事態の崖っぷちに追い込まれることになってしまいます。

IOCバッハ会長が5月17日に来日、「開催ゴリ押し」はあるか?

「緊急事態宣言などオリンピック開催には何の関係もない」と、日本国民の健康や安全をまったく無視するIOCのバッハ会長は、5月17日に来日するようです。

一般市民のワクチン接種も皆無、感染大爆発の状況下で、本当に東京五輪開催をゴリ押しできるのか。大きな注目が集まります。

菅政権こそ緊急事態

ここからの2~3週間は、本当に菅政権が継続できるか瓦解するかの勝負の時間帯になりそうです。

緊急事態宣言だけ出して、後は何ひとつ有効な対策を打たない中で、コロナが終息するなどとはまったく期待できない状況に陥りつつあります。

断末魔の政権終了の足音は、もうすぐそこまで聞こえてきそうなところにさしかかっています。

Next: 菅首相ご自身はこの危機的な状況を果たして理解できているのか?

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