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日経平均2万8000円割れは「FOMC後の空騒ぎ」だ。短期波乱を経て緩やかな株価上昇基調へ回帰=馬渕治好

来たる花~今週(6/21~6/25)の世界経済・市場の動きについて

<短期的に波乱模様が残りうるが、早晩世界市場は落ち着き回復すると見込む>

(まとめ)
今週は、先週の株安などを受けて、短期的には波乱模様が残るものと懸念されます。ただ、本格的な株価下落が始まっている、などの事態は想定しがたく、いずれ世界市場は落ち着きに向かい、株価の極めて緩やかな上昇基調が再開されると予想します。

(詳細)
先週末にかけて、米国市場を中心に、株価が波乱に見舞われました。今週初も、そうした波乱が残る可能性はあります。先週末(6/18、金)は、シカゴの日経平均先物(円建て)が28425円で引けており、6月配当落ち分の現物指数と先物指数の価格差(50円程度か)を踏まえると、週明け月曜日(6/21)の日経平均は、2万8,500円辺りからの滑り出し(2万8,500円であれば、前週末比464円安)になりそうです。

ただ、この後の「盛りの花」や「理解の種」で解説するように、先週の株価や外貨相場の下振れは、騒ぎ過ぎだと判断しています。このため、目先の市場心理の動揺が収まれば、実体経済や企業収益に沿った、極めて緩やかな株価上昇基調が再開されるでしょう。

今週の材料としては、まだ数が少ないですが、2月本決算企業の3~5月期の四半期決算の発表が始まります。小売、外食などが中心で、国内のコロナ禍対応の状況を踏まえると、冴えない内容になりそうです。それでも、市場はそうした状況であることは既にわかっていますので、特にそれで株価が下押しする、という展開が広がることにはなりにくいでしょう。

米国では、6/22(火)に中古住宅販売件数、6/23(水)に新築住宅販売件数が、発表予定です(ともに5月分)。中古住宅の需要が強く、在庫が少なくなっているため、販売件数は前月比で2.4%減が予想されています。その分、新築住宅に需要が流れそうで、新築住宅の販売件数は、前月比2.0%増が見込まれています。

ドイツでは、6月のIFO景況感指数が公表されます。5月の99.2から100.2に上昇するとの予想です。

Next: FOMCの結果を受けた市場は騒ぎ過ぎだ、と判断する

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