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株の買い時は9月下旬の”彼岸底”。パウエルショックの急落を見逃したほういい理由=山崎和邦

日本では高配当銘柄に資金が流入

NY市場では、日本時間で26日午後11時にFRB議長の講演があるというので、それまでは鳴りをひそめていようと思ったが、中国で20兆円の景気刺激対策をするということを好材料として株価が上昇した。それを受けて日本株も少々上がったという具合になった。25日(木)は自律反発狙いの幅広い銘柄に買いが入って、一時200円高を超えたが、連日続落の後の戻りにしては弱かった。24日の5営業日で900円以上も下落した割には6日ぶりの反発は165円幅しかなく、しかも幅が広かったから迫力があまりなかった。

ただ、配当の高い高配当株に資金が流入している。高配当銘柄だけを抽出した「東証配当フォーカス100指数」は2010年の算出開始以来最高値圏内で推移している。9月末の配当を狙う動きかもしれない。こういうところから見ても日本市場のストックマインドも弱くはないし、流通資金も少なくはない。5営業日続落して900円幅を下げて25日移動平均に迫ったが、一度も25日移動平均を割ることはなかった。

*225銘柄で構成される日経平均株価は、概ね[上値28,500円-下値:25,500円]のレンジ相場となってきている。日経平均PBR1.0倍=24,272円(8/26時点)と、25,000円水準の下値支持は固くなってきている。指数連動の「1320大和日経ETF」のレンジ取引は今後も有効に。

*日経平均PBR1.0倍=24,272円・PBR0.9倍=21,845円(8/26時点)。通常の景気後退局面では0.9倍水準までが下値の限界水準と捉えている。日経平均株価の2万円台前半水準は買いの好機に。
日経平均

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<【HTML版】週報『投機の流儀』─…..岸田首相の突破力とシタタカさに期待する>

第1部:当面の市況
(1)市況コメント
(2)内需株の好調
(3)4日続落、諸株一斉に安い中で、東電だけが10%高をした背景
(4)自社株買いの今年度の取得設定枠は、昨年同期比で6割増、但し「自社株買いの銘柄は買いだ」という今までの通念は通用しなくなりそうだ。
(5)4日続落で、日経平均は25日線との乖離率を殆どなくしたが・・・
(6)1.FRB金利政策 2.コロナ 3.ウクライナ
(7)遣隋使ならぬ遣唐使、これをもじって岸田氏は「検討使」と揶揄されかねない。この岸田首相は国政選挙空白の「黄金の3年間」を使い切れるか?
(8)安倍元首相の非業の死を「チャンス」に変えた岸田首相の突破力とシタタカさに期待する
(9)岸田内閣が挑む「令和版富国強兵」
(10)今のインフレは、日銀が目標としてきたものと違う。
(11)4半期別GDPが「コロナ前に戻った」は本当ではない。
(12)ウクライナ侵攻で資源インフレが続いているが、一時的にガソリン価格が少し下がった。しかし、資源インフレは簡単には解決されない。

■ 第2部:中長期の見方
(1)「FRBは2023年をインフレのピークアウトと見込んでいる」─アメリカの景気後退期は極めて短いから、所詮はボックス相場だと思って市場から目を離していたら機会を失うということだけは、筆者自身に対しての警告を含めた上で御注意を促しておきたい。
(2)「弱気になるのは尚早か?」
(3)日本の景気に影響を与える米景気について
(4)米は、インフレの高進がピークアウトの兆しか?
(5)日本には、未だデフレ脱却のマインドはない。
(6)安倍元首相の国葬についてと安倍レガシーの世評
(7)アベノミクス時代に二度の消費増税で、物価目標は未達になった。
(8)「台湾危機が日本に突き付ける選択」
(9)台湾危機に対する米中の問題
(10)先週号に続き、不動産価格について

■ 第3部;読者との交信蘭
(8/23 剣道錬士I様との交信)

[ 来週号に回す項目 ]

〇安倍元首相の国葬について、私見を少々述べる。
〇ウクライナの要請を断り、武器輸出の機会を逃したと河野デジタル相は言う。
〇「会社は誰のものか?」というおかしな議論

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