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女王逝去の1時間後には英国旗を印刷。国葬すらビジネスチャンスに変える中国人の恐るべき商魂=浜田和幸

エリザベス女王の国葬では、英国民の多くが弔慰を示すために英国旗を掲げました。その大量の英国旗を不眠不休で用意し、大儲けしたのは中国の印刷会社でした。利に聡いことに関しては世界一と言われる中国人。国葬すらビジネスチャンスにしてしまいます。(「 浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』 浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』 」浜田和幸)

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※本記事は有料メルマガ『浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』』2022年10月7日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にご購読をどうぞ。当月配信済みのバックナンバーもすぐ読めます。

プロフィール:浜田和幸(はまだ かずゆき)
国際政治経済学者。前参議院議員。米ジョージ・ワシントン大学政治学博士。『ヘッジファンド』『未来ビジネスを読む』等のベストセラー作家。総務大臣政務官、外務大臣政務官、2020年東京オリンピック・パラリンピック招致委員会委員、米戦略国際問題研究所主任研究員、米議会調査局コンサルタントを歴任。日本では数少ないフューチャリスト(未来予測家)としても知られる。

大量の英国旗が掲げられた国葬

世界がくぎ付け状態になったのが、英国のエリザベス女王の国葬でした。

最期のお別れをしようと、英国中から大勢の弔問者が詰めかけたものです。

寒空の下、24時間もの行列をものともせず、黙々と遺体の安置されたウェストミンスター礼拝堂に足を運ぶ人々の長い列は、前代未聞でした。

それだけ、多くの国民に愛され、親しまれたエリザベス女王だったわけです。

英国各地で家々には弔意を示す半旗や女王を描いた肖像画やのぼりが掲げられていました。

また弔問する人々も英国の象徴であるユニオンジャックの小旗を手にしていたものです。

大量の英国旗の準備はどうやったのか?

しかし、そうした小旗やのぼりは誰が準備したのでしょうか?

実は、「利に敏いこと」では世界一と異名を取る中国人でした。

女王陛下の逝去のニュースが伝わるや、1時間後には国旗の大量印刷が始まったのです。

一番乗りを決めたのは上海郊外の印刷会社でした。

2週間かけて昼夜の別なく、100人を超える従業員を総動員し、100万本を超える英国国旗を製造し、輸出したのです。

国旗以外にも、エリザベス女王の幼い頃から女王として中国を始め世界各国を訪問された時の写真を印刷したポートレートや記念品を大量生産しました。

Next: 世界中のニュースに常にアンテナを張り続けるしたたかな商魂

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