今夜の想定は1ドル=140.00〜145.00円
とりあえず、発表前に143円台以下の水準であれば、強めのサプライズに期待してドル円ロングでギャンブルするのは良いでしょう。

ドル円チャート(日足)
ただし、上値に関しては戻せても145.00円前後でしょうし、多少雇用統計の数字が強い程度では144円半ばも回復できない可能性が高そうなので、勢い的に弱ければロングポジションは即手仕舞いです。
もちろん、145円を超えていきそうな圧倒的な強さであれば、ホールドしてどこまで上値が伸びるかを確認したいですが、その後に145円台を維持できないなら、利食いしてしまうのが無難です。
戻り売りを試すとすれば、予想並かそれ以下の数字を確認して、145.00円を背にやっていくイメージ。145.30円でいったん損切りです。
すでに植田ショックで140円レベルは見えかかっていますので、市場予想より弱い数字であれば143円台から少しずつ売っていくのはアリ。
とはいえ、本来的には142円台では強めのサポートがありますから、142円台で突っ込み売りをしていくことはオススメしません。もし、やるにしてもあくまで短期にしましょう。
現在、短期的に下げすぎ、売られすぎな状況ではありますので、調子に乗って突っ込みすぎることのないようにだけ注意していただければと思います。
image by: 首相官邸ホームページ
本記事は『マネーボイス』のための書き下ろしです(2023年12月8日)
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による