今後はDXで効率化
近年、高利益体質を目指すべく、ヴィレヴァンは在庫管理システムやAIの導入といったDX関連の施策を進めてきた。また、仕入面では本部による仕入比率を増やしており、商品選びの点で効率化を図ろうとする動きがみられる。
こうした動きが黒字化という数字にも現れた形だ。

ヴィレッジヴァンガードコーポレーション<2769> 月足(SBI証券提供)
効率化は確かに業績回復に貢献することだろう。だが雑多な陳列や店舗ごとの特色といったヴィレヴァン本来の魅力が失われ、今後は似たような店舗が増えるかもしれない。
チェーンとして展開する以上、やはり効率化は避けられないようだ。
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本記事は『マネーボイス』のための書き下ろしです(2024年1月12日)
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による









