米国と日本の市場:チャンスはどこにある?
今回のバフェット氏とマークス氏の分析は、主に米国市場に焦点を当てたものと言えます。マークス氏が指摘するS&P500のPERの高さ(マグニフィセント・セブンを除いても22倍)に対し、日本市場のPERはまだ20倍にも達していません。これは、米国市場ほど割高感がないことを示唆しています。
もちろん、日本株は米国株よりも恒常的に評価が低いという側面はありますが、もし米国市場が大きく下落するようなことがあれば、一時的に日本株も影響を受けて下落する可能性はあります。しかし、そのような一時的な下落は、日本株にとって「チャンス」となる可能性も秘めています。
私たちつばめ投資顧問としては、こうした市場の変動の中で、「虎視眈々」と次の投資機会を狙っていく姿勢が重要だと考えています。
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『 バリュー株投資家の見方|つばめ投資顧問 バリュー株投資家の見方|つばめ投資顧問 』(2025年7月24日号)より※記事タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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【毎日少し賢くなる投資情報】長期投資の王道であるバリュー株投資家の視点から、ニュースの解説や銘柄分析、投資情報を発信します。<筆者紹介>栫井駿介(かこいしゅんすけ)。東京大学経済学部卒業、海外MBA修了。大手証券会社に勤務した後、つばめ投資顧問を設立。