テリロジーホールディングス<5133>は18日、同社の連結子会社であるテリロジーが電通総研<4812>と販売代理店契約を締結し、一次販売代理店として日本市場で展開しているNozomi Networks社製品の「Nozomi Guardian」を中心としたOTサイバーセキュリティプラットフォームを、電通総研が提供開始したことを発表した。
今回の取り組みは、電通総研が2025年4月に発足させたグループ横断のセキュリティ専門チーム「DSST(DENTSU SOKEN SECURITY TEAM)」の活動の一環として行われる。
テリロジーは、Nozomi Networks製品の国内展開を推進してきた。重要インフラ防衛の最前線において、数多くの導入実績を重ね、実績と知見を確立している。今回の協業により、テリロジーの技術知見と、電通総研の製造業を中心とした幅広い顧客基盤および専門チームのノウハウが融合され、日本国内のOTサイバーレジリエンス強化に資する体制が構築される。
Nozomi Networks社が提供するプラットフォームは、OTおよびIoT領域に特化し、工場ネットワーク内の機器や通信経路を自動検出して一元的に可視化する「見える化」機能、AIによる異常検知とリアルタイム対応、さらに既存のITセキュリティツールとの連携によるIT・OTの統合管理を特徴とする。石油・ガス、製薬、電力など多様な業界に対応し、産業用制御システムのサイバー脅威への迅速な対処を可能とする。
いま読まれてます
記事提供: 
元記事を読む