何でも手数料を取ろうとするタクシー会社
運転手A「鋭いですね。私の同僚はソレやってます。特にワンメーターや1,000円程度の運賃時には割りあわないってことで“今カードを読み込む端末が故障しているんですよ”って言ってるそうです。ただクレジットカード使えますか?って聞かれたうえで、走行距離が短いと判断した時にウソついているらしいです(笑)」
吉田「やっぱりそうだったんですね。胸のつっかえが取れました。立ち話でしたがお話をお伺いして客側は左折ラインでタクシーを止めさせない、駐停車禁止ラインでタクシーを止めさせない、クレジットカードを使う際は最初に伺うこと……この3点を守れれば、交通の妨げになることが回避できるような気がしました」
運転手A「まさにそうですね。おっしゃる通りです。タクシー会社の闇っていうのは昔だと、ヤクザもんの受け皿で仕事させていたことが多かったんですが、近年ですとカードやチケットの手数料を筆頭に、タクシー会社によっては無線機器など車両へ備え付ける様々な物にまで手数料を求めたりと、ドライバーにとっては扱いがひどいところもあったりします。ひどい会社では、車内用のドライブレコーダーがあるおかげで、お客さんからのチップですら5%求める会社もあるみたいですからね。映像チェックされて後日会社から請求されるケースもあるって聞きました。セコすぎますが、日本のタクシー料金が高すぎるので利用者が減ってきていることも影響しているんでしょうか……」
吉田「長時間、立ち話させてしまい恐縮です。しっかりこちらの会話を全文記事に致します。少しでもタクシー業界へメスを入れられればと思ってます。ありがとうございました!」
※本記事は有料メルマガ『ジャンクハンター吉田の疑問だらけの道路交通法』2016年9月21,28号を一部抜粋したものです。興味を持たれた方は、ぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。
『ジャンクハンター吉田の疑問だらけの道路交通法』(2016年9月21,28日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
ジャンクハンター吉田の疑問だらけの道路交通法
[月額550円(税込) 毎週金曜日]私を知る方の多くは「ビデオゲーム関係に強い映画人」なるマスメディア人的イメージが定着してますが、パーキングメーターが59分までならば厳密的に路上駐車が未納状態で可能という事実を2015年に公表したことで環境が一変。以降多くの相談事や取材申請等話を伺いたいとのリクエストが多数来まして、少しでも人助けができるならばと思い、自称・交通ジャーナリストの肩書で有料メルマガへこの度参戦させて頂くことになりました。運転者への有益情報や会員の方々から募った質問を代表して警察へ聞きに行ったり等、お得なネタ盛り沢山!