家具が畑からが生えてくる、などといえば魔法の世界の出来事のようだが、卓越した技術と執念で不可能を現実にした農家があるという。
その独特の農法は、『ハリー・ポッター』シリーズのJ・K・ローリングや『不思議の国のアリス』のルイス・キャロルを生み出した、芳醇なるファンタジーの聖地イギリスに誕生した。
イングランドにあるダービーシャー州は牧歌的な景観と歴史に彩られた土地だが、そこで農家を営むギャビン・マンローさんは、長年の研究により、独特の農法を生み出した。
それは木々の植え方、慎重な剪定(せんてい)、針金かけなどの樹木成型技術を駆使し、家具を設計図のままに栽培するという方法である。
動画を見ればわかるように、マンローさんの畑に育つのは果実や野菜ではなく、椅子やランプシェードなどの基礎的な構造を備えた“家具”である。
マンローさんは長年にわたり試行錯誤を繰り返すことで、家具を栽培することに成功した。
そのプロセスには非常な忍耐を必要とするというが、この“収穫できる家具”は機能的かつ持続可能な栽培方法だとマンローさんは語っている。
家具を栽培するといえばまるで魔法のようだが、そこに至るには長年の経験と、極めてロジカルな計算があったに違いない。
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参照・画像出典:YouTube(Great Big Story)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)
記事提供:ViRATES
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