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日銀がビビる金融緩和の副作用。物価2%目標はもはや精神論に=久保田博幸

期待できる? 国債買入に修正が入るかもしれない

足もとの国債市場では、米国金利等の動きに対する感応度が低下しているほか、新発債の業者間取引が不成立となる日もみられる。

本来の市場機能をできるだけ維持する観点から市場調節を運営していくことが重要である。

日銀の長短金利操作付き量的・質的緩和の副作用の指摘であるが、どの委員による意見なのであろうか。

佐藤委員と木内委員が任期を迎えたあとは、債券市場関係者は政策委員にはいない。これは債券村の住人はリフレ派の意見を理解していないためかどうかは知らないが、このような中にあって、債券市場動向を気にしてくれる委員がいるのは心強い

日銀の国債買入について、何らかの修正が入るかもしれないという期待をしても良いのであろうか。

副作用を意識する発言も

ETFなどリスク性資産の買入れは、「物価安定の目標」を実現するための政策パッケージの一要素として行っているが、政策効果と考え得る副作用についてあらゆる角度から検討を続けるべきである。

こちらも副作用に関する指摘であり、ターゲットは国債ではなくETFなどリスク性資産の買入に関するものである。この環境下で日銀が株価を買い支える必要性はない。

事前に市場にしっかり織り込ませるかたちで、ETFなどの買入は早めに停止すべきと個人的には思っている。

精神論を持ち出す日銀

他の先進国では、2%程度の物価上昇が当然とされ、そのもとで3~4%程度の名目成長が達成されてきた。

2%の「物価安定の目標」は、国際社会に対して日本が他国並みの名目成長を実現するという決意の表れである。

何を言っているのかわからない。

Next: 具体的な説明が足りない日銀は、現実から目を背けている

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