第5位: EC・直販
第5位は、Amazonのメインビジネスである、直販のECになります。
売上: $27.2B(約2兆7,200億円)
YoY成長率: +12%
YoY成長率: +12%
四半期当たりの売上が$27B(約2兆円)を超えるという、とてつもない規模でありながらも、前年同期比二桁成長を続けているマンモス事業です。
第4位: EC・マーケットプレイス
第4位は、eコマースの中でもマーケットプレイスの部分を切り出したビジネスになります。
売上: $9.7B(約9,700億円)
YoY成長率: +36%
YoY成長率: +36%
売上規模は約$10B(約1兆円)と、直販に比べると見劣りするようにも見えますが、実際にはマーケットプレイス型のビジネスは取扱高ではなく、取扱高にテイクレートをかけた手数料部分のみが売上計上されていますので、取扱高の規模としては直販とほぼ遜色ないレベルまで大きくなっていると言えるでしょう。
もしかすると、マーケットプレイスの取扱高が直販部分を超えている可能性も十分にあり得ます。
規模感だけではなく、前年同期の成長率も+36%と、直販の3倍速いペースで成長しているのが、マーケットプレイス型のEC事業です。
第3位: AWS
第3位は、クラウド事業のAWSです。
売上: $6.1B(約6,100億円)
YoY成長率: +49%
YoY成長率: +49%
こちらはYoY+50%程度のペースで成長し続けており、ここでは記載していませんが、利益率も非常に高いビジネスです。Amazonの連結ベースでの利益が大きく出るようになってきたのは、間違いなくAWSの貢献が大きいと言えるでしょう。
クラウド市場はこれからも早いペースで成長が期待されており、その中で間違いなくマーケットリーダーであるAmazon AWSは、今後もAmazonのキャッシュカウ事業になっていくことは間違いないと言えます。