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割安の「ソフトバンク」と「楽天」が打ち出した異なる株価対策は奏功するか?=シバタナオキ

楽天の業績と時価総額

次に楽天の2018年4月から6月期の決算も見てみましょう。
※参考:2018年度第2四半期決算説明会 楽天株式会社(PDFファイル)

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四半期当たりの売上は2,703億円、YoY+18.5%。Non-GAAP営業利益(為替変動や一時的なコスをを除いた利益)は584億円、YoY+83.1%の成長となっています。

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営業利益に関しては306億円分の投資事業の損益が入っていますので、これを除くと278億円となります。

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時価総額は若干停滞気味で、8月1日時点で1.14兆円となっています。

楽天に関しても逆の見方もありえるかもしれませんが、年換算の売上が1兆円を超えており、YoY+20%近く成長している会社が、売上マルチプル1倍程度の時価総額しかついていないので割安だという見方もできるでしょう

Next: なぜソフトバンクと楽天の株価は「割安」なのか?

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