成功者の自宅は物が少ない
成功している人や経営者の皆さまの会社やご自宅に伺わせて頂くと、物が少なく整理整頓されていることに驚きます。
物が少ないと管理しやすい。物が少ないとやりたいことに集中できる。合理的に考え行動すると様々なことが選別されていき、結果、物が少なくなるというわけです。
自分に何が必要なのかを真剣に考えて買うようになることは、とても大切なこと。物理的にだけでなく、頭や心も整理され精神的にも安定します。
成功者がたくさん持っているもの
逆に、多くの物を所有しない成功している人や、経営者の皆さまが、所有しているものがあります。それは「お金」。
物欲よりも、お金そのものを生み出すこと自体に興味があり、自分が稼ぎ出したお金を維持したり、増やすために投資したりしています。
お金は何かに交換することができる物だからです。
まずは「断捨離」から
「自分に必要な物しか所有しない」ための第一歩は、断捨離すること。
いますでに所有している物が本当に必要な物なのかを改めて考え、捨てる時には気持ちよく捨てることから始めてみましょう。
そして、何か買おうと思った時に、今一度、これは本当に必要なのかを自分に問うてから購入することで変わります。
成功者は、わからないこと・知らないことを聞ける
もうひとつ、私が夜の銀座で出会った成功している人・経営者の皆さまの共通点を紹介します。それは「わからないこと・知らないことを聞ける」ということです。
年齢が高くなったり、役職が高くなったりすると、わからないことや知らないことを素直に聞くことができない人がいたり、場面があったりします。
ですが、成功している人、経営者の皆さまは違います。自分がわからないこと、知らいないことを積極的に識者に聞き、わかろう・知ろうとなさいます。
わからないこと・知らないことをそのままにしておくと、見当違いのことをしていて、やり直さなくてはいけなくなったり、何も行動できずに時間だけが過ぎてしまったりすることをご存じだからです。
「恥ずかしながら、存じ上げなくて…教えていただけますか?」「本来であれば知っていなくてはいけないことだとは思うのですが、勉強不足ですみません」など、クッション言葉を添えて伺えば、相手が受ける印象も変わってきます。
わからないことをわからない。知らないことを知らない。そう認め、言葉にして人に伝えることは勇気が必要です。特に、そのことを知っていて当然だと周り人たちから思われているような存在ならなおさらです。
ですが、聞けないままでいると、知る機会を逃してしまいます。
ですから、成功している人・経営者の皆さまは、わからないこと、知らないことを「すぐに聞く」という習慣をお持ちなのだと思います。