海外で活躍するブロックチェーンの専門業者
これが、ブロックチェーンの専門業者による開発プロジェクトの方式だ。日本ではまだ少ないものの、海外では、ブロックチェーン導入のこうしたモデルに基づいてビジネスを展開している企業が、すでに複数存在している。それらを紹介しよう。
●エンジニア・バブ(Engineer Babu)
ブロックチェーンのネットワーク構築に特化した専門企業。
ブロックチェーンの導入を行う業者は多いが、「エンジニア・バブ」の特徴は、あらゆる顧客のニーズに対応したシステムが構築できることである。すでに「ユニバーサルコイン」をはじめ、大手企業との多くの実績がある。
「エンジニア・バブ」は、ジャバスクリプトやデータベース管理言語のSQLやNoSQLを駆使しながら、スマートコントラクトのシステムのみならず、これを使うための分散型アプリ(DApp)の開発、さらにイーサリアムに準じたERC20仕様のトークンの開発でも定評がある。
公式サイト:
https://www.engineerbabu.com/
紹介ビデオ:
https://www.youtube.com/watch?v=gQ6P_huC91U
●リーウエイヘルツ(LeewayHertz)
あらゆるタイプのブロックチェーンに対応した老舗の専門企業。本部はサンフランシスコにある。「リーウエイヘルツ」は2007年に設立されたサンフランシスコに拠点がある老舗の企業である。
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●オープンギークスラボ(openGeekslab)
2015年にウクライナで設立された企業。
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●アルトロス(Altoros)
2001年にシリコンバレーに設立されたITコンサルタント企業。
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これから拡大するビジネスの領域
これが、ブロックチェーンのシステムの導入とサポートのサービスを提供している専門企業である。仮想通貨とともにブロックチェーンも消滅するはずだという悲観論もあることにはあるが、金融や経理、医療や教育の分野などでブロックチェーンを全面的に適用したプロジェクトはすでに多数稼働しており、いまあらゆる分野に急速に拡大している。こうした状況を見ると、テクノロジーとしてのブロックチェーンが消滅するとは考えにくい。むしろ、社会インフラの基本的なシステムとして広く採用されるはずだ。
このようにブロックチェーンが拡大すると、今回解説したようなブロックチェーンの導入を行い、サポートすることのできる専門企業のニーズは高まるはずである。日本では数は少ないようだが、海外では相当数の企業がすでに活動している。
しかし、ここで興味深いのは、ブロックチェーンの導入を支援する新興企業がICOを行い、トークンを発行していることである。ICOの立ち上げを支援する企業が、自らICOで資金を募集しているケースもある。次回はこうした新規のプロジェクトを一挙に紹介する。
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・ブロックチェーンの導入を支援するプロジェクト その1(2/5)
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※本記事は有料メルマガ『ヤスの第四次産業革命とブロックチェーン』2019年2月5日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。
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2019年1月配信分
・バーチャルリアリティーとブロックチェーン その1(1/22)
・法務分野のブロックチェーン その2(1/15)
・法律分野とブロックチェーン(1/8)
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・銀行とブロックチェーン(1)(10/16)
・音楽配信とブロックチェーン(2)(10/9)
・音楽配信とブロックチェーン(1)(10/2)
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7月配信分
・農業とブロックチェーン(2)(7/31)
・農業とブロックチェーン(1)(7/24)
・慈善事業とブロックチェーン(2)(7/17)
・慈善事業とブロックチェーン(1)(7/10)
・観光業とブロックチェーン(2)(7/3)
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6月配信分
・観光業とブロックチェーン(1)(6/26)
・ゴールドとブロックチェーン(2)(6/19)
・ゴールドとブロックチェーン(1)(6/12)
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・不動産とブロックチェーン(1)(5/29)
・最先端テクノロジーの組み合わせ、AIとブロックチェーン(2)(5/22)
・最先端テクノロジーの組み合わせ、AIとブロックチェーン(1)(5/15)
・ブロックチェーンが健康と医療分野にもたらす革命(2)(5/8)
・ブロックチェーンが健康と医療分野にもたらす革命(1)(5/1)
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4月配信分
・ブロックチェーンがもたらす教育分野の革命(2)〜ICO一挙紹介(4/24)
・ブロックチェーンがもたらす教育分野の革命(1)(4/17)
・ブロックチェーンの適用で変化する再生可能エネルギーのプラットフォーム(2)(4/10)
・ブロックチェーンの適用で変化する再生可能エネルギーのプラットフォーム(1)(4/3)
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『ヤスの第四次産業革命とブロックチェーン』(2019年2月5日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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ヤスの第四次産業革命とブロックチェーン
[月額1,100円(税込) 毎週火曜日]
昨年から今年にかけて仮想通貨の高騰に私たちは熱狂しました。しかしいま、各国の規制の強化が背景となり、仮想通貨の相場は下落しています。仮想通貨の将来性に否定的な意見が多くなっています。しかしいま、ブロックチェーンのテクノロジーを基礎にした第四次産業革命が起こりつつあります。こうした支店から仮想通貨を見ると、これから有望なコインが見えてきます。毎月、ブロックチェーンが適用される分野を毎回紹介します。