<成功するのが難しい副業:アフィリエイト>
ブロガーやユーチューバーなど、面白い動画やブログなどでアクセスを集め、主にそこに添付されている広告をクリックしてもらうことで収入を得ます。広告ビジネスの1種です。
この副業でも、文章を考えたり、動画などを撮影する、といった手間がかかります。特に自分のサイトを運営する場合、継続性が大事になってきます。ユーザーを飽きさせないよう、定期的な更新が必要です。これだけ情報が氾濫している中にあって、持続的にユーザーを惹きつけるのは簡単なことではありません。
よくあるのが、「これさえやれば儲かります」というアフィリエイト用の高額な情報商材を購入したものの、上手くいかずに途中で挫折するパターンです。いくらやり方だけを教わっても、最低限「自分の媒体を見てくれるのはどんな人だろう?」という、ターゲティング(どの顧客層に対してアプローチしていくのか?)が明確でなければ難しいのが実情でしょう。
<成功するのが難しい副業:飲食業やコンビニでのアルバイトなど>
もっとも手軽な副業ですが、もっともやってはいけない副業です。これでは単に、残業が副業に入れ替わっただけに過ぎません。
確かに、先に紹介した2つの副業が「稼げるかどうか分からない」のに対して、アルバイトであれば、確実にお金は入ってきます。とはいえ、本業よりも時給が安くなるのは確実で、ある意味、残業よりも始末が悪いと言えます。
人間はロボットではありませんから、本来、休息に充てるべき時間まで労働で消費してしまうことはオススメできません。これをしてしまうと、本業にまで支障が出る可能性があります。依然、8割もの企業が副業に前向きでない理由の1つが、ここにあります(※2)。
例外は「のちのち自分が飲食店やコンビニを開業したい」時など、期間限定で業界研究をしたい場合などに限られます。くれぐれも安易な道を選択しないようにしたいものです。
※2…(※1)で挙げた同調査によると、企業側の副業不許可の理由として、「過重労働の懸念」が82.7%(複数回答)を占めた。
成功する事業(副業)の選び方
それでは、成功する副業とはどのようなものなのでしょうか?それは、自分の得意分野に特化し、事業化することです。通常は、自分が普段していることの中に、ヒントが隠れています。
たとえば、あるIT企業で自社サイトの運営を担当している人の事例です。その人は、知り合いに頼まれたことをキッカケに、ライターや編集の仕事を副業として請け負うようになりました。
この事例の中には、成功する副業の2大要素が含まれています。