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韓国の出生率が急減。日本元凶説を唱えて経済混乱をもたらす文在寅政権「3つの大罪」=勝又壽良

韓国の人口は2019年5,165万人をピークに減少に転じる…

韓国統計庁は3月28日、将来人口推計を発表しました。昨年の合計特殊出生率が、0.98に低下した結果、総人口は早ければ2019年の5,165万人をピークに減少に転じる見通しとなりました。これまでの想定よりも10年も早い「人口ピーク」の前倒しです。

これは、韓国の社会保障制度に大きな圧力を加えます。年金財政がそれだけ早く負担の前倒しになります。一方、教育機関は子どもの数の減る時期が早まります。教師の減員計画を早める必要に迫られるのです。

韓国の総人口5,165万人が、67年には3,365万人まで減るという見通しです。一方、北朝鮮の総人口は、2,549万人(2017年)です。合計特殊出生率は1.8台ですから、北朝鮮が人口増対策に動き出せば、遠い将来に南北逆転もあり得ます。北が、核を持ち続ければ韓国にとっては2重の意味で脅威となるでしょう。

韓国の安全補償にとって危惧されることは、昨年の南北による「9・19南北軍事合意書」の存在です。北朝鮮が軍事合意を根拠にして、韓国の国防計画にまで干渉し始めているのです。北朝鮮の労働新聞は2月、韓国国防部の「2019〜23国防中期計画」に対し「朝鮮半島の恒久的平和を望む同胞の念願に対する挑戦」と責め立てたのです。

また、韓国合同参謀議長が旧正月の連休に軍備態勢をチェックしたことに対して、南北の「対話と平和の時代的流れに逆らっている」と難癖を付けました。韓国軍が、「北朝鮮の許可なしには何もするな」と言わんばかりの要求をする事態になっています。

国防は、国家主権の最たる例です。それが、北朝鮮の容喙(ようかい=くちばしを入れる)を許すことになれば、韓国は国家としての3要因(領土・国民・主権)の1つである主権への干渉を認めたと言わざるを得ません。

文氏は韓国の将来に禍根を残す

文在寅政権は、韓国の将来に対して大きな禍根を残しつつあります。

第1は、官製民族感情を煽ることによって、親日積弊一掃を公然と打ち出しており、潜在的な反日意識に火を付けながら、南北統一=北朝鮮同調への動きを高めています。文氏は、南北統一によって日本への対抗軸を形成しようと画策を始めたと見られます。北朝鮮との間に、漠然としたものでも暗黙の了解があるのでしょう。韓国の反日戦略は、全開の感じがします。

第2は、最低賃金の大幅引き上げによって、韓国経済の基盤(自営業)を破壊したことです。失業のために田舎の親元に帰る「帰農者」が急増しています。失業率の増加は、出生率の急低下をもたらし、総人口のピークを10年も前倒しさせ、社会保障制度に大きな負担を掛けています。これは、韓国の潜在的な成長率低下をもたらします。

第3は、北朝鮮が韓国の安全保障政策に干渉する口実を与えたことです。北朝鮮が核放棄を約束しない段階で、早くも「9・19南北軍事合意書」を盾に、韓国の軍事政策に干渉しようとしています。これは危険なことで、北朝鮮のコントロールを受けるリスクを表しています。

以上の3点を要約すると、文政権は国家の基本概念3つのうち2つ、人口減と主権干渉のリスクを増やした政権であると言わざるを得ません。民族主義に名を借りて、韓国を北朝鮮へ売り渡すような危険な政権にも見えるのです。

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勝又壽良の経済時評』(2019年4月1日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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勝又壽良の経済時評

[月額864円(税込)/月 毎週木曜日(年末年始を除く)予定]
経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。

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