無視できないテリー博士の分析とオバマ政権の真意
もしこのような見方が市井の分析者から出たものであれば、簡単に無視することができる。しかしこれが、ブッシュ、オバマ両政権の「国家安全保障委員会」で北東アジアの外交政策を立案していた人物の意見であるとしたら話は違ってくる。
スー・ミー・テリー博士はもともとCIA出身の分析官である。とするなら、情報分野にも相当に知見があり、キム・ジョンウン体制の自壊か、または自壊を誘導するアメリカの工作が存在ことを十分に知った上でこれを書いている可能性もある。
そのように見ると、水爆実験の動きを察知しながらも、北を止めるどころか、あえて実験をやらせたオバマ政権の真意も見えてくる。
つまり、水爆実験という脅威を口実にしながら、関係国との協調と結束を強化し、将来的に統一朝鮮を実現すべく、キム・ジョンウン体制が自壊する方向に誘導するということだ。もしこれが事実だとすれば、これはアメリカの北朝鮮政策の根本的な転換ということになる――
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『未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ』(2016年1月15日号)より一部抜粋
※記事タイトル・リード文・本文見出し・太字はMONEY VOICE編集部による
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