メディアの責任も重大
政府は不都合な情報は隠蔽し、見た目の「成果」を強調して国民の支持を得た形になり、中でも将来を担う若者が安倍政権を信じ、支持しています。
見た目と現実のギャップの大きさに気づいたときに彼らはどう思うのか。
こんな形で選挙に勝ち、改憲論議を進めても、将来の危険を感じ取れば、国民は憲法改正にも同意できず、改めて政府は行き詰まります。
人事権を握られた政府に忖度する官僚も困りますが、政府に抱き込まれて「不都合な真実」を報じないメディアの責任も重大です。
日本の民主主義を破壊していることに早く気付いてほしいと思います。
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2019年7月配信分
- 「経済財政白書」まで忖度か(7/26)
- 安倍総理はなぜ消費増税を選択したのか(7/24)
- 忍び寄る景気後退に身構える日銀(7/22)
- 仮想通貨リブラはなぜ叩かれる(7/19)
- 日本の物価を巡る深い闇(7/17)
- 株式市場、今後のブラック・スワンは(7/12)
- 発想の転換、押してもダメなら引いて見な(7/10)
- 米長期金利低下と株高の正体(7/8)
- 年金不安で物価押し上げに強い抵抗感(7/5)
- トランプがもたらした世界的な製造業不況(7/3)
- 米中会談、最悪の事態は回避(7/1)
image by:首相官邸ホームページ
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『マンさんの経済あらかると』(2019年7月31日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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金融・為替市場で40年近いエコノミスト経歴を持つ著者が、日々経済問題と取り組んでいる方々のために、ホットな話題を「あらかると」の形でとりあげます。新聞やTVが取り上げない裏話にもご期待ください。