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SBIと提携を発表した島根銀行が大幅高…それでもPBR0.2倍の地方銀行はこれからどうなるのか=武田甲州

SBIホールディングスと島根銀行が9月6日に資本業務提携を発表し、島根銀行の株価が大きく上昇しました。この出来事が生み出すかもしれない新たな流れとは?(『証券アナリスト武田甲州の株式講座プライム』)

※本記事は有料メルマガ『週刊 証券アナリスト武田甲州の株式講座プレミアム』2019年9月8日号の抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

SBIによる「地銀連合構想」が地方銀行株に与える影響とは

島根銀行株は6日の提携発表後に前日比100円高の703円で終了

SBIホールディングス<8473>と島根銀行<7150>が9月6日に資本業務提携を発表しました。島根銀行株は6日の提携発表後に前日比100円高の703円買い気配で終了。それでも時価総額は39億円強。PBRは0.22倍。

島根銀行<7150> 5分足(SBI証券提供)

島根銀行<7150> 5分足(SBI証券提供)

PBR0.22倍は低すぎると思いますが、地銀では低PBRは当たり前です。

ほかの地銀を見てみると、例えばこんな感じです。

8360 山梨中央銀行 0.14倍
8338 つくば銀行 0.16倍
8337 千葉興業銀行 0.17倍
8343 秋田銀行 0.18倍
8395 佐賀銀行 0.19倍
8341 七十七銀行 0.20倍
8386 百十四銀行 0.20倍
8345 岩手銀行 0.20倍
8377 ほくほくフィナンシャル 0.21倍
8356 十六銀行 0.22倍
8368 百五銀行 0.22倍
8392 大分銀行 0.22倍
8362 福井銀行 0.23倍
8364 清水銀行 0.23倍
8381 山陰合同銀行 0.24倍
8336 武蔵野銀行 0.24倍

解散価値の5分の1~7分の1の銀行がたくさんあります(メガバンクでさえ解散価値の4~5割)。

かつては(あるいは今でも)各県で「殿様」と呼ばれてきた地方銀行ですが、株価としては衰退企業の烙印を押された格好。SBIとしてはこれらの銀行を大きなひとつの塊としてまとめて、新しい金融の世界のプレーヤーとして動かしたいという思惑があるのだと思います。

地方銀行がもし成長力を少しでも取り戻すならば、PBRは1倍に近づいていくでしょう。

島根銀行で少しでも経営が改善することがわかれば、他の地銀がいっせいにSBIのもとに走るかもしれません。

また別の意欲ある企業が地銀の統合に動き出すことも考えられます。地銀のネットワークと信用は地方では圧倒的です。

いまのような低PBRのなかで地銀を低価格で手に入れることができるならと、動く企業が次々に手を上げるかもしれません。

地銀株が一斉に上がるということもありえます。

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image by : Pavel Kapysh / Shutterstock.com

証券アナリスト武田甲州の株式講座プライム』(2019年9月8日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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