「トランプ弾劾」という茶番劇
トランプ政権内から矛盾した発言が出てきていますが、どうなるでしょうか。
普通に考えれば、弾劾される可能性はきわめて低いといえます。これは、一般的に言われているように、弾劾決議には上院で3分の2以上の賛成が必要だからです。共和党が過半数を占める上院で、トランプ大統領を落とし込めようとする造反議員が多数出てくる可能性は低いでしょう。
このように考えると、今回の民主党の調査などは茶番に終わる可能性が高そうです。もちろん、そうなるまでは紆余曲折があり、これを世間は面白がるでしょう。しかし、これは出来レースと結論付けられることになりそうです。
結果的に、トランプ大統領の再選は盤石でしょう。トランプ大統領の誕生のいきさつを考えるとよいでしょう。なぜ彼が演出されたのか。自分が米国という大国を支配し、だれに大統領の職を務めさせるのか、という大所高所から考えれば、おのずと答えは「トランプ大統領の再選」となるでしょう。
いまの米国に、トランプ大統領が進めてきた様々な政策を継続できる人物はそういません。これは、共和党内もそうでしょう。まして、民主党にそれができるはずもありません。そうであれば、選択肢はきわめて限られるでしょう。上手いことできているということでしょう。
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- 「米大統領選は無風か」」(10/11)
本記事は『江守哲の「ニュースの哲人」〜日本で報道されない本当の国際情勢と次のシナリオ』2019年10月11日号の一部抜粋です。全文にご興味をお持ちの方はぜひこの機会に、今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。
『江守哲の「ニュースの哲人」〜日本で報道されない本当の国際情勢と次のシナリオ』(2019年10月11日号)より一部抜粋
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