暗黙のルール(6): 同伴の時間を守る
私のお店も含め、夜の銀座の同伴の時間は基本的に20時30分のところが多いですが、お店によっては同伴の時間が20時のところもあるようです。
お客様から「何時までにお店に入ればいい?」と聞いて下さると、この方は夜の銀座で遊びなれている方だなと感じるのは私だけではないはずです。
また、その時間を聞いて同伴の時間に間に合うよう食べ物屋さんにも「〇時までにはお店を出たい」と先に伝えて下さったりします。
その時間を過ぎるとペナルティとして報酬から遅刻した分を引かれることをご存じだからです。
コース料理で時間がかかったからとかワインを二人で一本入れたけど飲みきれなくて時間がかかったとか、渋滞に巻き込まれたとか理由を説明したとしても罰金を取られないということはありません。
お客様が常連さんで「僕からもお店に言ってあげるから大丈夫」だと言ったとしても、お客様がいらっしゃらないところでは注意されますしペナルティをしっかり課されているのです。
今もそういうお店があるかどうかは存じ上げませんが、昔は厳しいお店になると同伴で21時を過ぎて出勤したら欠勤扱いでタダ働きというお店もありました。
なので、夜の銀座の暗黙のルールを知っている一流の男性は、お店の同伴の時間に間に合うよう20時過ぎになると時間を気にして下さり、「もうそろそろ行こうか」とお客様の方から声をかけて下さいます。
一流の男性は「お金の問題ではない」ことを知っている
『 夜の銀座の暗黙のルールを知っている一流の男性の粋な飲み方 同伴編 』いかがでしたでしょうか?
夜の銀座で飲んで下さっているお客様は、もし、同伴はしたけど時間に遅れてしまい、可愛がっているママやホステスさんがペナルティとして罰金を取られたり、出勤欠勤の扱いになってタダ働きになってしまうようなことがあったら、きっと「保証するよ」と仰って下さることと思います。
ですが、お金の問題ではなく可愛がっているママやホステスさんが、お店からの信用を失ってしまうことを心配して下さるからこそ、夜の銀座の暗黙のルールを守って下さっているのではないかと思います。
夜の銀座の暗黙のルールを知っていて粋な飲み方をされる一流の男性とご一緒させて頂けることは、夜の銀座で働かせて頂いている私たちにとって安らぎと幸せをもたらしています。
だからこそ、暗黙のルールを知っている一流の男性は、夜の銀座で働いている人たちから大切にされているのです。
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- 夜の銀座の暗黙のルール(6)(10/2)
※本記事は有料メルマガ『銀座ママ日高利美のメールマガジン「銀座の教え」』2019年9月11日, 9月18日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。
『銀座ママ日高利美のメールマガジン「銀座の教え」』(2019年9月11日, 9月18日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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