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加盟企業がリブラ協会を脱退せざるを得なかった、米国協議会から届いたレターとは?=シバタナオキ

マーク・ザッカーバーグCEOが米議会で証言する展開へ…

ソーシャルメディア大手のフェイスブック(Facebook)のCEO、マーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)氏は2019年10月、米議会の前で仮想通貨プロジェクト「リブラ(Libra)」を弁護することになる。

出典:フェイスブックCEO、リブラをめぐり米議会で証言へ‐coindesk JAPAN(2019年10月13日公開)

これに連動してFacebookのCEOであるマークザッカーバーグ氏が、米国議会での証言を求められ証言するというニュースも出てきました。

米国議会としては、法定通貨を驚かす可能性があるLibraという暗号通貨が、米国の金融レギュレーションに合致しているかどうかをきちんと検証する必要がある、と強く考えており、そのためにマークザッカーバーグ氏に米国議会での説明を強く求めた、というのが事実です。

米国議会が指摘しているFacebookの脆さ

Facebookに対しても米国議会からレターが送付されており、最初の段落にある通り、スイスを拠点とするLibra協会は、アメリカの金融政策や法定通貨であるドルを驚かす可能性があるため、そしてFacebookの20億人という巨大なユーザーに対して提供されるものであるため、という点が懸念されています。

以下ではこのレターと、上で掲載したLibra協会の加盟企業に送られたレターから、米国議会が一体どのような点をリスクと捉えているのかというのを整理していきたいと思います。

Next: 米国協議会がフェイスブックに対して持っている懸念点とは…

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