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トランプか、トランプ以外か。米大統領選に波乱が起きると米国株は転がり落ちる=近藤駿介

トランプ再選が危ぶまれれば株価は墜落?

大統領就任以来110回も史上最高値を更新し、40%も株価を押し上げてきた大統領の再選が怪しくなることが、現在の米国株式市場最大のリスクだといえるのです。

誰に負けるのかは関係ありません。次期大統領がトランプ大統領でない可能性が出てきた時点で、金融市場はリスクオフに動くということは念頭に置いておくべきでしょう。

またトランプ大統領が再選を果たしたとしても、それは同時にトランプ大統領が大統領でいられる期間はあと4年しかないという現実と向き合い始めるということでもあり、金融市場にとってはリスクオフに向けてのカウントダウンが始まるということでもあります。

ともあれ、2020年は金融市場にとって転換期になる可能性を秘めており、運用担当者泣かせの年になるように思われます。

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image by:SNK777 / Shutterstock.com
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本記事は『マネーボイス』のための書き下ろしです(2020年1月6日)
※タイトル・見出し・太字はMONEY VOICE編集部による

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