クルーズ船に派遣されたDMATから新型肺炎の感染例が出ました。プロが防げないのなら、一般人には無理でしょう。日本でも時間差で中国と同じことがおきます。(『「ニューヨーク1本勝負、きょうのニュースはコレ!」連動メルマガ』児島康孝)
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災害派遣医療チームのメンバーも感染
クルーズ船への対応で、DMAT(災害派遣医療チーム)に参加した和歌山の男性看護師が感染していることが明らかになりました。
災害医療派遣なので、プロの完全防備であったと思われます。となると、一般人には、防ぐ手だてがないようにみえます。
また、これまでに、厚生労働省の検疫官の感染も起きています。
感染した検疫官も、プロの過去の経験則から「これぐらいの防御で大丈夫だろうという判断があったのでしょう。
一方、米国の対応をみますと、宇宙服のようにも見える完全装備です。
武漢と、今回のクルーズ船からのチャーター便は、いずれも米国基地に着陸しています。
国際貢献の機会を逃した日本
今回のクルーズ船への対応がきっちりできていれば、世界からの日本の評価も、高いものとなっていたでしょう。
何も、中東まで自衛隊の艦船を派遣しなくても、横浜のクルーズ船にきちんと対応して、各国の乗客を救出すれば、日本への評価も高まったはずです。
アメリカなどの海外メディアからも、あいまいな日本政府のクルーズ船対応に、厳しい批判が続出しました。
今回の新型コロナウイルスへの対応では、日本国民に対しても、通常のインフルエンザへの対処と同じで十分だと言い続けて、感染経路の情報の公開も不十分でした。
妙に感染リスクを小さく見せるかのようなアナウンスでした。
中国と同じことが日本で起きる
市中感染も始まっています。
症状の軽い人は、普通の医院で対応するようなパターンを言っている人もいますが、当然、容易にそこの医師・看護師に感染します。
武漢の病院長が死亡するぐらいですから、すぐに医療崩壊につながるでしょう。
つまり、時間差で、中国と同じことが起きようとしています。
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- 院内感染の恐れ、市中感染の恐れも。新型コロナウイルスは最悪の推移(2/14)
- クルーズ客船の感染者は61人に、日本も感染爆発となる可能性が高い(2/7)
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『ニューヨーク1本勝負、きょうのニュースはコレ!』(2020年2月19日号)より抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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日本に影響を与えてきた欧米勢の勢力図が変化し、国際情勢も激変の時期を迎えています。トランプ政権の前の欧米勢力は、日本の1990年のバブル崩壊以降、日本の衰退を狙ってきました。超長期の経済サイクルである、コンドラチェフ・サイクルが、戦後最悪の大底でもあったことから、日本経済はデフレに陥り、低迷したままであったのです。ところが、トランプ政権の誕生以降、欧米勢の勢力は変化し、日本の今後も、大きく変わろうとしています。このメルマガでは、有料読者に限定して、ちょっと書きにくい話にも踏み込んで、欧米勢の動きをお伝えします。