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米アマゾン「高額マスク」出品者の取締りを強化。楽天、メルカリ等にも対応求める声

Amazonで送料ぼったくりが横行。安いマスクで客引き、送料2万5000円上乗せする業者も新型肺炎がもたらしたマスク需要。関連銘柄の株価高騰に、4倍の値をつける「転売ヤー」もで、新型コロナウイルスの感染拡大による需要に便乗したマスクの値上げや送料上乗せなどが問題化していることを伝えてきたが、米アマゾン・ドット・コム社がネット通販「amazon」のサイト上で、値段をつり上げて販売するなどの規約違反に該当する出品の削除等を強化させていることを日本経済新聞WIREDが報じた。

日本経済新聞によると、アマゾン社はamazonの出品者に対し、短期間で価格を引き上げたり、過大な送料設定をすることを禁じているが、新型コロナの感染拡大に伴い、マスクなど衛星関連商品を高額販売したり、法外な送料を設定したりする出品者が相次いでいた。米メディアでは通常の価格の約5倍でマスクが出品された事例も報告されているという。

これに対し、アマゾン社は『WIRED』US版の取材に対して、同社の価格設定ポリシーに準拠していないマスクについて出品者に警告したと回答。大幅な高値で出品されたマスクなどの商品と、新型コロナウイルスに対する防御や治癒といった虚偽の効果を謳った商品をすでに100万点以上削除したりブロックしたりしており(WIRED)、今後もサイト上の監視を強める方針だ。

日本や中国のみならず、アメリカなど世界各地で報告されている衛星関連商品の買い占めや高額転売。感染の収束が見えない中、適正な価格で必要な人々に行きわたるよう、楽天やメルカリ等のネット通販各社に規定や監視の強化を求める声がより一層強まっている。

Next: 減らない買い占めや高額出品。通販各社に対応を求める声続々

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