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新型肺炎がもたらしたマスク需要。関連銘柄の株価高騰に、4倍の値をつける「転売ヤー」も

中国・武漢で発生し、世界各国に感染拡大している新型コロナウイルスの影響でマスクが品薄状態になっていることを「新型肺炎」で中国人観光客、マスク爆買い。店頭品薄でインフル・花粉症対策に影響もで伝えたが、マスク需要の伸びに伴い、マスク関連銘柄が軒並み高騰しているようだ。

ネットではマスク関連企業の株価の好調を伝える声が多く投稿されており、30日、川本産業、中京医薬、重松製、興研などの株価はストップ高を記録。2月以降の感染拡大が懸念されていることから急騰が相次いだ。

その一方で、転売目的でマスクを大量購入し、不当な価格で販売する「転売ヤー」の存在が問題になっている。春節で日本を訪れ“爆買い”していく中国人もいるが、NEWSポストセブンは「地の店頭では売り場にある箱入りマスクを個人で使うとは思えないほど大量に買っていく日本人客の姿も頻繁に見られるようになった」と報じている。

フリマアプリ「メルカリ」を覗いてみると、100円ショップ「ダイソー」で販売されている30枚入りの不織布マスクが98箱4万円で販売されていたり、8箱3500円で販売されていたりする。ともに「売り切れ」となっているから驚きだが、明らかに人々の不安につけ込み、転売をしていると言えるだろう。10箱も100箱も一般家庭には必要ないのだから…。

Next: 定価の数倍もの値段で転売する「転売ヤー」の実態

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