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五輪延期は東京パンデミックの序章?都市封鎖と真実公開で日本株は再暴落へ=今市太郎

のらりくらりの安倍政権がいきなり打ち出す戒厳令に注意

仮に日本政府も東京都も、もはや五輪開催を気にせず事実を公表し始めた場合、これから東京都のロックダウン(都市封鎖)が起きるリスクは十分にあります。

また非常事態宣言の全国的発令で、経済の決定的停滞はこれから到来することが考えられます。

安倍政権はこれまでまったく専門家の意見も聞かず、きわめてエモーショナルに新型ウイルスに関する判断を打ち出してきました。

しかし東京五輪中止という重荷が外れることで、いきなり厳しい方針を打ち出す可能性はかなり高そうです。

こうなると、景気の低迷はまさにこれからになりますし、企業の破綻や失業者の増加などもここから爆発的なものになることはほぼ間違いのない状況です。

株式市場になぜこうも楽観論がはびこるのか、わけが判りません。

実態としてはとてつもなく悪い方向に向かっていることだけは、しっかり意識しておく必要がありそうです。

日本株の相場下落はまだまだ甘い

年度末ということもあって、本邦の株式市場は、とにかく日経平均の水準を下げては困る向きが団結して相場を無理やり底上げしているように見受けられます。

もはや、こうした上げ底相場がいつまでも続くと考えるのはかなり不自然な状況です。

日銀が長年続けてきた人工値付け相場のかさ上げ部分がすべて剥落するのは、もはや時間の問題になってきているように思われます。

Next: 危機的状況は4月以降に持ち越しになるのかもしれませんが、その引き金――

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