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株価はコロナを甘く見過ぎ?未曾有の「セル・イン・メイ」で無策の投資家が死んでいく=栫井駿介

投資は機械的に実行すべし

私はこのような思考実験を巡らせますが、それは一貫した投資行動を変えるものではありません。一貫した投資行動とは「上がった時に買わず、下がった時に買う」ことです。

自分の想定が当たるとは必ずしも思っていません。未来や株価は、そんなに思った通りには動いてくれないのです。予想をあてにすると、それが外れたとき大きな損失を被ってしまったり、チャンスを逃してしまったりします。

そうならないように、投資行動はできる限り感情に左右されず機械的に行いたいと考えます。感情に動かされると、市場が楽観的な高いときに買い、悲観的な安いときに売ってしまいます。これは投資行動としては最悪の動きですが、多くの人がこれで損失を出してしまうのです。

私たちが投資しているのは株価の動きではなく、企業そのものです。株価の動きは予想できませんが、企業の良し悪しはある程度見極めることができます。良い企業はどんな環境にあっても着々と成長の機会を探るのです。

良い企業を少しでも安く買えたら、こんなに素晴らしいことはありません。安く買えれば、その先の株価の見通しなど関係ありません。企業が成長するのをじっと見守れば良いのです。

目先の話をするなら、今は買うタイミングではありません。これから来たるべき下落に備えて、頭と心、お金の準備を怠らないようにしてください。


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image by:fizkes / Shutterstock.com
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バリュー株投資家の見方|つばめ投資顧問』(2020年4月20日号)より
※記事タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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【毎日少し賢くなる投資情報】長期投資の王道であるバリュー株投資家の視点から、ニュースの解説や銘柄分析、投資情報を発信します。<筆者紹介>栫井駿介(かこいしゅんすけ)。東京大学経済学部卒業、海外MBA修了。大手証券会社に勤務した後、つばめ投資顧問を設立。

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