最大80万人の失業者が出る?
問題はコロナも重なり、このままだと韓国航空業関連だけで1,600人どころか、最大80万の失業者が出てしまうことだ。
さらに大手のアシアナ航空の買収交渉も白紙化されており、アシアナ航空も危機的な状況である。
実際、どうしてイースター航空以外は潰れてないのか。疑問に思うかも知れない。
それは政府の支援金が一応、続いているからだ。しかし、これがなくなればすぐに破綻する。そもそも、延命してもコロナは長期化している。1年後にまともに飛行機を飛ばせるとは考えにくい。
だから、航空業はこの先も綱渡りである。いらない社員や路線を切り捨ててスリム化するしかない。
8月に倒産する航空業が出てくるかはわからないが、補助金をいつまでも続けるほど韓国に余裕はない。今年で何社かは潰れていくだろう。どうせ潰れるのなら弱小LCCよりも、インパクトがあるアシアナ航空あたりが良いんじゃないか。
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- 426回「イースター航空破綻は韓国航空危機のただの序章に過ぎない」(8/2)
※本記事は、『2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)』2020年8月2日号の抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。
『2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)』(2020年8月2日号)より一部抜粋・再構成
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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数年ごとに起きるデフォルト危機。世界経済が後退すれば、投資家が真っ先に資金を引き揚げていく新興国市場。輸出依存が96%という恐ろしい経済構造。ヘッジファンドに玩具にされる韓国市場。中国の属国化へと突き進む2014年。並行してスタグフに悩まされる現実。そして、1100兆ウォンを超え、雪だるま式に膨らむ家計債務の恐るべき実態。経済の問題点とは何なのか?なぜ、また、第四次経済危機が迫っているといえるのか。それは読めばわかる!投資、ビジネス、教養、雑談ネタにも最適な、最も韓国経済の実情を知ることが出来るメルマガ。