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おこづかい定額制は子供を貧乏にする。高学年では手遅れ プロの対策は?=遠藤功二

おこづかいのルールを決めずにただあげるだけでは、子どもはお金のことを何も学べず、将来は貧乏になる可能性があります。なるべく早く、小学生にあがった段階でお金のことを教える必要があります。(『億の近道』遠藤功二)

プロフィール:遠藤 功二氏
日本FP協会認定CFP、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)、MBA(経営学修士)。大学時代に借金に追われた経験からFPの資格を取得し、金融機関に就職。証券会社と外資系銀行で延べ1,000人以上の顧客を資産運用アドバイザーとして担当したが、組織のしがらみで顧客中心のサービスが提供できず、雇われFPとして働くことに限界を感じる。しかし、収入が途絶えることの恐怖から簡単には、会社から踏み出すことができず、ストレスを貯める日々を送る。FP資格やMBAをとっても、会社にお金で縛られていたら何もできない。「お金のためだけに働くつまらない生き方を他の人たちにはさせたくない。」という志をもち、お金が原因で不幸になる人を少しでも減らすべく、教育特化のFPとして奔走中。

子どもは「お金の教育」でたくましくなる

「まーくん、こんなにしっかりしてたっけ?」
「まーくん、ほんまにえらいな」

これは、8月に大阪の実家に帰った時に、おじいちゃん・おばあちゃんが孫である私の息子を見て言っていたセリフです。

小学生になったら、お金の教育を始めましょう。お金の教育は、計算力や経済に対する関心だけでなく、心の鍛錬になります。お金の教育は倫理観も鍛えます。

大学生の時までは怠け癖があった人でも、社会人になって自分の生活費を自分で稼ぐようになったら、急にりりしくなる人がいます。顔つきもよくなります。

子どもも同じです。

自分が遊びやお菓子で使うお金くらいは、自分で家の仕事をして稼ぐように促しましょう。

そうすることで、単に「月に1,000円」などのようなおこづかいのあげ方をするよりも、子どもがグッとたくましくなります。

「おこづかいのルール」を決めていない家庭が多い

おこづかい教育は先延ばしにしないことです。

私は、子ども向けの金融教育の専門家としてセミナー等で多くの親御様とお話しています。その際によくある質問が、

「いつからお金の教育を始めたらいいの?」
「おこづかいのルール作りの方法がわからない」

という内容。

おこづかい教育・お金の教育に関しては、学校のテストで重視されていないため、どうしても手薄になりがちです。親もよくわかってないというのが現状です。

東大卒の方でも「お金のことはさっぱりわからない」という方は少なくありません。

おこづかい教育には、正解がないため多くの親御様が悩まれています。

実際に、金融広報中央委員会が2015年に実施した「子どものくらしとお金に関する調査」(第3回)では、小学校低学年、中学年の子どもがいる家庭で、「おこづかいをあげる頻度」の質問に対する回答の最も多くが「ときどき」となっています。

これは家庭内でおこづかいのルール作りができていないことの現れです。

Next: 小学生になったらすぐ「お金の教育」を。高学年になったらもう遅い

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