fbpx

UUUMは終わったのか?大物YouTuber脱退、ステイホームでも再生回数減少 YouTuber1人あたりのユニットエコノミクスと今後の戦略は=シバタナオキ

コロナ禍のダメージが残ったまま

picture_pc_3524a364297716e30cb5c23b4066fba0

こちらの図は、今年3月-8月までの月次の売上を項目別に表しています。スライドには、「足元の売上は徐々に回復」と記載されているものの、今年3月の売上と比較すると、どの売上項目においても、まだまだコロナの影響から戻っていないように見受けられます。

picture_pc_7c1139cdab3e7c3e0d1c0b8318ab6a6b
(筆者注:本スライドの20年5月期1Qの営業利益が453百万円となっていますが、正しくは423百万円のため、以降文中では423百万円を採用しています。)

直近の20年6月-8月の四半期営業利益は、4,600万円でYoY▲89.1%と大きく落ち込んでいます。今年3月−5月の四半期に続いて、コロナの影響が各社の広告費用の削減という形で大きく現れた決算だったといえるでしょう。

所属チャンネル数は増加

次に、UUUMに所属するYouTuberのチャンネル数と動画の再生回数を見てみましょう。

picture_pc_30fef84f615a6bcf613877201f570736

20年8月末時点でのチャンネル数は、約1.2万チャンネルでYoY+42.5%、前四半期末と比較しても+15.1%と大きく増加しています。

Next: ステイホームでも再生回数は減少。今後の成長戦略は

1 2 3
いま読まれてます

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

MONEY VOICEの最新情報をお届けします。

この記事が気に入ったらXでMONEY VOICEをフォロー