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米国株見通し:下げ渋りか、ハイテクの業績拡大を好感も

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(13時30分現在)

S&P500先物      6,457.25(+61.00)
ナスダック100先物  23,800.25(+319.75)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は136ドル高。米金利は弱含み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。

30日の主要3指数はまちまち。ナスダックは反発、S&Pは続落、ダウは171ドル安の44461ドルと3日連続のマイナスで引けた。プラスに転じた国内総生産(GDP)が好感され、序盤から幅広い買いが相場を押し上げた。ただ、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で追加的な利下げに改めて慎重な姿勢を示すと、主力株売りの展開に。ハイテクは好業績を見込んだ買いが続き、相場を支えた。

本日は下げ渋りか。前日のGDPは輸入減の効果で想定外に強い内容となったが、消費の伸びは緩慢で高成長とは言えず、年後半は再び鈍化が予想されている。そうした中、今晩のコアPCE価格指数が加速すれば、景気への悪影響になりかねないとの見方から利益確定や持ち高調整の売りが出やすい。一方、アップルやアマゾンの決算発表を見極める展開だが、メタ・プラットフォームズやマイクロソフトの好業績を受けハイテクは売りづらいだろう。

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